作品
春風亭小朝の「菊池寛落語」九作が、書き下ろし「落語小説」になった。菊池寛の原作短編と浅田次郎との対談などを収録した豪華版!
東海道から身延山道に入った万沢宿にある旅籠・にべ屋。主の智吉は宿を継いで十年が経つ。今日もにべ屋には厄介事が持ち込まれ……。
ありふれた事件のはずだった。「俺が名探偵の役目を果たせるか、今回は怪しい」。火村を追い詰めた、不気味なジョーカーの存在とは。
大学院生の岡田一心は、世界的に活躍した伝説の映画女優「鈴さん」と出会う。彼女との交流で、本当の優しさに触れた。吉永小百合推薦
酒匂太郎兵衛との勝負で瀕死の重傷を負った空也は、異人外科医の手当てをうけるも意識が回復しない。江戸では磐音らが案じるが……。
宇野と夕子が食事をする店に〝死んだはずの男〟から予約が入る。不穏な空気が漂う街の謎に迫るが…。人気シリーズ第二十七弾。
幕末の江戸―甲州出身の岡っ引・吉蔵は町なかを暴走する馬に飛び乗り、惨事を防ぐ。数日後、長屋で女が殺され駆けつけてみると…。
能役者の家の長男・剛は15歳で藩主の身代わりとなる。弱小藩の決死の謀策、友の遺した言葉の謎とは?大感動、唯一無二の武家小説。
日本海の離島で、ふたりの老女が暮らしを営んでいる。厳しさに負けず、シンプルに生きようとする姿に胸を打たれる。 解説・桐野夏生
赤い博物館こと犯罪資料館に勤める緋色冴子が、過去の事件の遺留品や資料を元に、未解決事件に挑むシリーズ第二弾。文庫オリジナル。
怠け者で口八丁の男が天下の覇者に――漢の始祖・劉邦の勃興から崩御後までを、敵、臣下、息子、学者など同時代人の目で描く連作集。
その存在さえ知らなかった息子が瀕死の重傷。天才プログラマーの息子は、原発建設がらみのハイテク犯罪に巻き込まれていたのか?
直木賞候補作『ふたご』の著者が、大切な本を通して、自身の人生のターニングポイントとなる瞬間を切り取った、瑞々しい初エッセイ。
おやつは甘い派? しょっぱい派? 和菓子から洋菓子、名店から量販店のスナックまで美味しく語り尽くす!書籍未収録エッセイつき。
「孤独もまた楽し」と思えるトシヨリ生活の秘訣を、ひとり暮らしの達人が伝授。観るだけで元気になれるおすすめ老人映画は必読必見!
松本清張の小説を「乗り鉄」目線で徹底研究。作中の誰が最初にどの路線に乗ったのか、という「初乗り」から昭和の日本が見えてくる。
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