作品紹介

なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。

中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、異端の名将の実像に迫る。
「週刊文春」連載時より大反響の傑作ノンフィクション、遂に書籍化!

担当編集者より
2004年から2011年までの在任期間中、セ・リーグでAクラスを維持し続け、日本シリーズには5回進出、2007年には53年ぶりにドラゴンズを日本一に導いた落合博満監督。確かな実績を重ねながら、秘密主義的な取材ルールや時に非情にも見える采配に対し、フロントや野球ファン、マスコミから厳しい声があげられていきます。それでも落合監督は「嫌われたっていい。俺のことを何か言う奴がいても、俺はそいつのことを知らない」と意に介しません。その当時、中日の番記者として8年間担当していたのが、著者の鈴木忠平氏です。本書は12人の球団関係者の目を通して新たな落合監督像を浮かび上がらせると共に、中日が「勝てる組織」へと変貌していく様をドラマチックに描いていきます。レギュラーであり続けることの意味を自ら問い、想像を超える闘いを経てポジションを獲得したプロフェッショナル達の姿から、野球の奥深さだけではなく、組織での人材登用術、リーダーとして持つべき覚悟など、様々な視点を読者に提示する力作です。
目次
プロローグ 始まりの朝
第1章 川崎憲次郎/スポットライト
第2章 森野将彦/奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介/二つの涙
第4章 宇野勝/ロマンか勝利か
第5章 岡本真也/味方なき決断
第6章 中田宗男/時代の逆風
第7章 吉見一起/エースの条件
第8章 和田一浩/逃げ場のない地獄
第9章 小林正人/「2」というカード
第10章 井手峻/グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ/真の渇望
第12章 荒木雅博/内面に生まれたもの
エピローグ 清冽な青

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