作品
腐敗した後漢王朝で専横を尽した董卓が殺され、黄巾の乱も鎮圧されたが、袁術ら奸臣は後を絶たない。曹操も汚辱に沈む父と決別する
諸葛亮亡き後、魏延と楊儀が対立。蜀は衰退を始める。魏でも皇帝・曹叡が急死し政権運営を巡って混乱が起こる。時代は新たな局面へ。
「出師の表」を書き魏討伐の軍を発した孔明。しかし馬謖の失敗で惨敗、孔明は目をかけていた馬謖を誅す。激動の第9巻!
曹操の祖父は宦官だった――かつてない地点から始まった宮城谷版「三国志」。最終巻の今回は蜀の滅亡=三国時代の終焉が描かれます。
魏王・曹操死す。孫権の兵に討たれ斃れる関羽。復讐を誓う劉備は呉を攻めるが自らも病の床に。壮大な叙事詩、いよいよ佳境へ
孫権の老衰で、大混乱に陥った呉。それを収めた諸葛恪も、その後権力の陥穽に落ちて粛清される。待望の大河シリーズ第十一巻
劉備は孫権より荊州を譲り受ける。曹操は関中に兵をすすめる。熾烈な戦いに勝ち、天の志を得て曹操が魏王となる怒濤の第7巻
劉備亡き後の蜀を支えてきた諸葛亮は、建興12年、五丈原で薨じた。そして楊儀と魏延の蜀兵の指揮をめぐる対立が鮮明になり——
天子を奉じた曹操が袁紹と激突、「官渡の戦い」で覇権は定まるか。諸葛孔明を得た劉備も曹操を攻める。いよいよクライマックスへ
「出師の表」を書き、魏を攻めるための軍を発した諸葛亮(孔明)。しかし馬謖の失敗で軍は惨敗、諸葛亮はやむなく馬謖を処刑することに
魏王・曹操死す。一方、帝位につくも関羽、張飛を失った劉備は呉との戦いの最中病に倒れる。宮城谷版「三国志」いよいよ佳境へ
現代日本の『三国志』決定版がついに文庫に。物語は曹操の祖父の時代に始まり、後漢の混迷と衰退をたどって、黄巾の乱までを描く
劉備は荊州四郡を押さえ、戦力は巨大化する。孫権、曹操と睨み合いながら、劉璋との戦いへ……。宮城谷版「三国志」怒濤の第7巻
袁氏を滅ぼし勢いづく曹操。だが、諸葛亮と劉備の出会いがその覇道を阻む。一方、孫権も力をつけ、曹操と孫権は「赤壁の戦い」へ
曹操はついに立って天子を奉じることにし、洛陽に帰る。呂布、公孫【さん】、袁術らが舞台から姿を消し、袁紹との官渡の戦いが始まる
曹操は黄巾軍を下し、エン州の統治を進める。一方、董卓は寵臣・呂布に殺され、都内は歓声に溢れた。袁術、陶謙……曹操の戦いは続く
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