作品
なぜ生み出される意識は数多くあるのに、私が意識できる意識は一つなのか? 存在と時間をめぐる哲学上の難問に挑む、哲学の旅。
花粉症や食物アレルギーに関する従来の「指針」は誤りだと声をあげ始めた研究者たち。予防と治療の常識が根底から覆り始めている。
英一流誌エコノミストが、世界経済・金融の未来を徹底分析。日本のために書き下ろす「円の未来」で二〇二〇年までの日本経済を予測。
多発する奇妙な誘拐事件と、不思議な能力を持つ者がいるという噂。謎を追ううちにいきついた存在「ハヤブサ」とはいったい何か?
グールドのピアノ椅子、靴下を食べる靴、セーターを穿くおじさん、旅は「せっかく」でできている…。日常にひそむ奇跡を描く72篇。
週刊文春の人気連載「お伊勢丹より愛をこめて」が書き下ろしを追加して一冊に! 山内さんが選ぶ「長く愛せるもの」が満載です。
徹底した商品テスト・丹念な取材・言葉の操り方・編集部のお当番――元「暮しの手帖」編集部員が綴る花森安治と雑誌作りの思い出。
二〇〇〇年に刊行された「全仕事」シリーズを大幅に増補改訂! 第二弾はスーパーカーやレーシングカー、バイクなどの名車を収録。
効率や利便性を重視する薫と、無駄で意味のないことにこそ温かみが宿ると思う雪子。仲良しだった二人の人生はどう進んでいくのか?
都会への憧れ、くどい人間関係、楽しみは街道沿いのチェーン店。現代日本のイナカを笑いにくるんで届ける人気連載、ついに単行本化!
対外受精で生まれた温は、出生の秘密を自らの手で明かそうと決意するのだが……。近未来を舞台に血脈を超えた人間の絆を描く傑作
放浪癖のある父に連れられ、転居を繰り返す岬。山の中学校で出逢った賢彦との3日間の邂逅と別離。時空を超える、みずみずしい物語
貝殻細工の小函、夕顔の鉢植え、蓋つきの飯茶碗……。思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。妖しく煌く14の短篇集
死者のタマシイを拾ってきてはつなぎ止め、河を渡らせない〈あめふらし〉。そんな男が摩訶不思議な仕事の数々を引き受けてきて……
身代金5千円? 進学塾で起きた小6少女の誘拐。5人の講師たちはそれぞれの得意分野を駆使して事件解決のため奔走する!
大型テロ情報を受け、乗客を装い神戸から乗船した十津川警部。宮古で最初の異変が……難民問題を提示する緊迫のミステリー。
杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。実は、それが本当の謎の始まりだった――。『誰か』『名もなき毒』に続くシリーズ第三弾。
昼は廻船問屋の番頭。夜は殺しを請け負う〝残月の郎次〟。切り札は懐に呑んだコルト6連発。江戸の暗黒街を熱く描く渾身の時代小説。
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