作品
世界中から注目を集める銀座のスタア・バー。「現代の名工」に選ばれた岸久のカクテル45点をカラー写真で。オリジナルレシピ付。
米国、韓国の失敗に日本はなぜ学ばないのか。アベノミクスは形を変えた小泉改革にすぎない! 世界経済を蝕む新自由主義を徹底批判。
名女優と歌舞伎界の大物の舞台中に、殺人事件が。舞台裏の壮絶な人間ドラマと、驚愕の幕切れに酔いしれる不朽の傑作ミステリー。
地唄の名人である盲目の父親と、アメリカに渡った娘との凄まじい愛情の確執、芸へのひたむきさを描いた著者初の記念的長編。
女犯の咎で寺を追われた僧侶、王昭君の肖像画を描く画家の懊悩。人間普遍の精神の血しぶきを鮮やかに描く初期傑作短篇集!
私小説をひたすら愛し、夜ごと酒を呑み、風俗体験を重ねつつ、机に向かう日々。型破りな魅力の私小説書き、芥川賞受賞前後の随筆集。
蹶起将校の首魁・安藤輝三から事件のことを書き残してくれと頼まれた山本又による衝撃の獄中手記。事件直前に削られた一文とは?
「死の病」と恐れられたエイズ。その治療薬を世界で初めて開発したのは日本人だった! 最もノーベル賞に近い研究者の壮絶な日々。
あるとき急に聴覚を失って引退を余儀なくされた超大物時代劇スター・片桐大三郎は、暇を持て余すあまり趣味の素人探偵に乗り出した。
遺留品が語る事件の真相。犯罪資料館の美人館長と元捜査一課の若手刑事は、巧妙に隠されていた真実を手繰り寄せることが出来るのか?
家は壊れなかったけれど、心の中で、何かが変わった。あの震災のあと、誰もが経験した違和感、以前とは違う日々。心に刺さる4篇。
僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。
「イスラム国」の出現で激変する日本の安全保障。日中、日米、日露、日韓。安倍首相の信頼が厚い元外務官僚が示す日本の生き残り策。
両足を骨折した作家ポールは「大ファン」を自称する女に監禁された。狂気に侵された女のもとから脱出することはできるのか——?
渇いた心が信長を天下統一へと駆り立てた。「下天は夢か」から四半世紀を経て、より深い人間解釈によって描かれる津本文学の集大成。
警視庁公安部のスパイハンター・樋口一樹。捜査一課の刑事・西村康仁。同じ標的を追う二人の刑事が火花を散らす。文庫オリジナル。
松陰のもとで学び、維新志士として、信念を貫く明治の政治家として「暴発」しつつ活躍した品川弥二郎の生涯に光を当てる歴史長篇。
荒井尚人は生活のため手話通訳士に。あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。感動の社会派ミステリー。
常に男達の争いの的になる「災いの女」でありながら、貪欲に幸せを追い求めた白草千春―絶妙の女一人語りによる現代版・好色一代女。
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