作品
お茶の水女子大を退職したツチヤ教授は神戸に? 「夏の総決算」「風邪の影響」「走った日」など混迷深まるエッセイ集。
「大きな仕事は小さな人間からは生まれません」福原義春――。佐治敬三から小倉昌男まで、名経営者たちの感動の金言が一冊に!
莫大な利益があるのに法人税率以下の納税しかしていない大企業を実名で徹底調査。庶民に厳しく大企業に甘い税制の欠陥を正す。
四千年前から人類を魅了してきたなぞなぞ。個性溢れるなぞなぞに笑ったり呆れたりしているうちに世界の風土や文化、歴史がわかる。
媚びない、群れない、あせらない。そして、謎めいている。ねこ博士が意外と知らない、その生態と魅力をわかりやすく解き明かします。
ホルムズ海峡封鎖で石油はどうなる?米国産LNGが貿易赤字を救う?資源ナショナリズムが高まる今こそ必要なエネルギーの基礎知識。
八十年代バブル期に絶頂と転落を味わった男たちがITバブルに復活を賭けた。しかし、かつて裏切った女の復讐劇が水面下で進行し…。
両親は近親相姦、死因はマラリア。衝撃の鑑定結果は信用できるのか。元ネイチャー編集者が描く、政治とメディアと科学と少年王の謎。
中国残留孤児だった父の半生を追いたい——「日本生まれの中国残留孤児2世」が、10年がかりで旅の果てに描いた壮絶なドラマ
新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっかけに止まった彼らの時間を、お草さんは動かすことができるのか?
筑後柳川の立花宗茂は、秀吉の九州攻めで、勇名を馳せ、関が原で西軍に属して改易となり、のち旧領に戻れたただ一人の武将である。
評判の悪い旗本の部屋住みを調べ始めた久蔵と手下たち。強請の現場を目撃するが、裏には事情がある様子で……。書き下ろし最新作!
母の死をはさんで二年にわたって続けられた、歌人家族によるリレーエッセイ。孫たち、娘の結婚、思い出……。そのすべてが胸をうつ。
日中の国交が断絶していた時代、歴史に翻弄されながらもうひとつの「戦後」をたくましく生き抜いた残留孤児が記す、運命の物語。
日本の原風景とも言える「蛍」のいる写真集。日本全国の蛍の生息地で撮影した、幻想的な写真の数々。
釣り針、どんぐり、猫のひげ、梯子に綿ぼうし……変幻自在のマッチ棒。直筆原稿に笑って、唸って、考え込んで。大人のための詩画集。
大企業エリートの父と良妻賢母の母、溺愛された弟。完璧に見える家庭でひとり除けものの兄――しかし母親は殺され、弟が逮捕される。
謎の暗号文書に導かれて「女優」を探すうち、主人公は幾つもの大切な命を失っていく。透徹した目で寄る辺なき生を見つめた感動作。
自称小説家の塚田は未解決の一家強殺事件を取材し、遺族をキャストに迎えた再現劇で犯人を推理する。トリックの魔術師の最新長編。
文学賞選評・文藝時評の他「侃々諤々」「大波小波」など匿名コラム、「大衆文学時評」さらに新発見の小説二作。詳細な年譜書誌つき。
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