作品
首相秘書官、内閣官房参与としての経験を元に、外交、人事など政治を論じる。「週刊文春」連載「激辛インテリジェンス」も収録。
いまだ平行線をたどる日韓関係。政治、経済、歴史、文化等、両国を知悉する著者ならではの多角的な視点で、憎悪の理由を掘り下げる。
福島第一原発事故で指導者たちは第二次世界大戦での失敗を繰り返した。国家的危機に機能しなかった日本のリーダーシップを検証する。
さびしき「彼の人」の相貌を通して激動の歴史全体を描かんとする壮大な試み。近代日本の核心をえぐる著者のライフワークが文庫化
初のヨーロッパ外遊後、原敬首相暗殺、関東大震災、虎の門事件などを経て、ついに天皇の座につく裕仁。著者畢生の傑作評伝第二部
1926年12月、裕仁は25歳で玉座につく。金融恐慌、浜口首相狙撃、血盟団事件……。天皇の懊悩を描く著者のライフワーク
五・一五事件、天皇機関説問題などを経て、国内の諸矛盾の蓄積が昭和十一年二月二十六日、ついに噴出した。若き天皇の決断はいかに。
エッセイとカラー写真で感じるニューヨークの街と人々のあたたかさ——。累計20万部突破の大好評「NYの魔法」シリーズ第4弾
NYの街角で出会った日常の出来事を英語のワンフレーズとともに綴る全編書下ろしの大人気エッセイ。今回は東北編を特別収録。
蘆溝橋事件、支那事変から運命の一九四一年十二月八日まで。勝算なき戦争に日本はいかにして突入したか。著者渾身の大河評伝第五部。
日本の命運を若くして背負わざるをえなかった君主は、いかに歩んだか。昭和天皇の苦悩と試行錯誤、そして円熟の日々。決定版的伝記。
「公開叱責」「サービス残業」「飲み会強要」「損失隠し」。日本型企業の理不尽を、涙と笑いとマンガで告発したビジネス書。
誠実で穏やかな年下彼氏と、奔放で激しい元彼との間で揺れる32歳の女心――すべての大人の女性に贈る激しく切実なラブストーリー。
養護施設から逃げ出した十六歳の少女・舞子は、なぜ死なねばならなかったのか? 若者たちが抱える孤独と痛みを描く警察小説の白眉。
ホークスで活躍しMLBに挑戦。マイナー契約、言葉がわからないという逆境もバネに、アメリカ人の心も掴んだ川﨑ムネリンの生き方。
行き場を失った私を救ったのはあの「同和教育」だった。その誕生から興隆そして衰退の歴史をたどり、自らの苦しみの超克を綴る。
混同された文化(Culture)・文明(Civilization)の概念を整理し、「いのち」の根源から生じた「ことば」の本質
猫をこよなく愛した異色の浮世絵師・歌川国芳と、彼を慕うひと癖もふた癖もある弟子たちによる、愉快でほろりとくる謎解き時代小説。
近未来の日本。ある日蔓延が始まった新型ウイルス「バベル」に人間が立ち向かう術は? 緊迫のバイオクライシスノベル。
社会の沈滞が恒常化する現在の情勢を打破すべく、米国での生活経験も豊富な著者が、日本の長所と短所を併せて語る時事エッセイ
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