作品
北関東のとある街で、コーヒー豆と和食器の店を営むおばあちゃんが、店で聞いた話から、街で起こった小さな謎を解決するミステリー
祖父の家で夏休みを満喫する千恵。世田谷のお父さん、お母さんは仲直りするのかな——水の街・深川の人間模様を描く清冽な短篇集
普通の町に生きるありふれた人々にふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集
2006年に他界した橋本龍太郎元総理大臣。各界著名人61名の証言によって、「政治家・橋本龍太郎」の、仕事に対する姿勢、考え方、実績などがあらためて浮きあがってくる!
福沢諭吉、夏目漱石、菊池寛、川端康成、正岡子規、谷崎潤一郎、高村光太郎、宮沢賢治、向田邦子からシェイクスピア、ニーチェまで
古事記編纂1300年に当たる今年、ベストセラー『口語訳古事記』の著者が「あらすじ」でさらにわかりやすく、その謎と魅力を伝えます
海の中で生をうけ究極の野生児として育った太郎は、「文明社会」の何を享受し何に挫折していくのか? 著者渾身の書き下ろし長篇
安房里見家の水軍にいる金丸強右衛門は、天下定まって後領地が半分に。暮らしのために海商として身を立てようと転身を考えるのだが
大隈重信の政策に真っ向から異を唱え、初代大蔵大臣として日本銀行を創設、折からのインフレを収束して日本経済を救った男の生涯
「戦国時代を心理学で分析する」から「『ミシュラン東京版』への決定的批判」「直木賞とっておき秘話」まで、次々繰り広げられる17篇
作・向田邦子、朗読・森繁久彌の名コンビによるラジオドラマの台本から選りすぐった71本を収録。向田邦子の原点ともいうべき脚本集
ゴルファーならば、誰にでも心当たりのあるワンシーン。深遠かつ甘美な世界を端正な筆致でとらえた、この著者ならではの小説集
日本人が初めて持った歴史観、庶民の風土、史料の語りくち、「手ざわり」感覚。圧倒的国民作家が明かす、発想の原点を拡大文字で!
幼なじみの雄大と宙ぶらりんの関係を続ける仁絵。2人の恋愛の行方は? 人生の岐路にたたされた女たちを勇気づける暖かなエール
50歳を前に突然夫に急死された世間知らずの女主人公が、生さぬ仲の息子との遺産のトラブルに。老後の自立、そして女の幸せとは
1983年元旦、僕は春香と出会う。僕たちは幸せだった。春香とそっくりな女・美奈子が現れるまでは。衝撃の恋愛ミステリー再び
時に人生相談、時に激論、時に脱線し爆笑しつつ、名著を読み解く。感涙&白熱の「文藝春秋読者賞」受賞の藤原読書ゼミを全公開!
人はなんと愚かで卑しいのか? ギリシア・ローマ時代から現代まで、破廉恥だからこそ覗きたくなる人間の権力と愛欲と欲望の歴史
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