北関東のとある街で、コーヒー豆と和食器の店を営むおばあちゃんが、店で聞いた話から、街で起こった小さな謎を解決するミステリー
宮部みゆきさんら、選考委員が絶賛してオール讀物推理小説新人賞を受賞した吉永南央さんのデビュー作が待望の文庫化。主人公は、観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店を営む気丈なおばあさん、杉浦草。無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく「日常の謎」系ミステリ。「老い」と「家族」を正面に据えたその筆は、淹れ立てのコーヒーのように深みと滋味を湛えています。(YI)
1964年、埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。08年、同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」はシリーズ化して人気を博す。他の著書に『オリーブ』などがある。
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