作品
昭和十六年に開かれた四回の御前会議の結果、日本は勝算なき戦争に突入した。この会議の経緯を詳細に辿り、改めて御前会議の奇怪な本質を抉り、日本を破滅に導いた元凶を描く力作。
破竹の勢いの信長も本能寺に斃れた。主君の死に接した秀吉は心からの解放感を味わい、遂に天下を手中におさめる。が、栄華に飽きたらぬ秀吉は朝鮮に矛先を向けた
上巻は山本五十六、山下奉文、本間雅晴、東条英機、大西瀧治郎ら十四将星、下巻はマッカーサー、ロンメル、林彪、アイゼンハワー、ヒットラーら十三人の指揮官の個性・機略を考察。
ファッショ勢力の台頭から太平洋戦争の敗北までの昭和の動乱を、天皇と西園寺公望、近衛文麿、木戸幸一、原田熊雄ら重臣群像を中心に政治の中枢の変転を活写した歴史ドキュメント。
(上を参照)
世界一の水準を誇るロボット研究。研究者たちは何を考え、何をめざしているのか。丹念な取材をもとにロボット開発の今と未来を描く
数かぎりない失敗を経験したプロ中のプロだからこそ悟れる秘密がいっぱい。大学者や巨匠のマネをして挫折した人たちの必読書です
聞きしにまさるケチと自分勝手。しかし自由平等で公徳心も強い。安楽死をも認めた“小さな大国”の素顔を滞在十一年の体験から描く
日本にチーズ好きを一挙に増やした単行本をコンパクトにして内容は一層充実。外国旅行にも国内でのチーズ探しにも絶好の手引き書
ドイツ、ベルギー、英国といった本場から北米、南米、アフリカ、アジアまで、原料も醸造法も味わい方も多彩な極上銘柄を詳細解説
石油のもたらす富をふんだんに消費する女たち。「巨大カルトの国」が我々に問いかける、宗教、フェミニズム、そして人間の幸福とは?
小豆島の高校生・青雲草介は同じクラスで異彩を放つ赤井とともに憧れの東京へ。戦後日本と一緒に走った著者による自伝的青春小説
ストリートギャング雅の頭アキとカオルがやばい金に関わった仲間を救うために立てた作戦とは。社会に苛立つ少年を描くミステリー
小林秀雄の毒舌、三島由紀夫の友情、遠藤周作の欝屈……文士たちの知られざる一面を斬新な切り口で鮮やかに甦らせる異色の回想録
三国志時代を中心に、中国の歴史と文化を漢詩のなかに読み解きつつ、各史跡を訪ね、風景のなかに英雄たちの残影を追い求める旅
日中戦争で劇的な初陣を飾ってから終戦間際の特攻作戦まで。文字通り刀折れ、矢尽きるまで戦い抜いた名機が隊員たちの写真で甦る
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