作品
二年連続クラブ・チャンピオンと初挑戦の男が36ホールのマッチ・プレーでくりひろげる技術、心理、かけひき、罠を巧みに描いた短篇
吸血鬼・ヒキ蛙・魔法の薬・幽霊屋敷・ホームズ譚などなど、ホラーから贋作までキングの多彩な才能でいっぱの大短篇集、第一弾!
私また好きな人できちゃった。何でも夫に相談する妻と、社会性ゼロの恋人の恋の行方は? 実力派脚本家初の書き下し長篇
十年間続いた「文藝春秋」巻頭エッセイの、未完の絶筆原稿を収録。日本の未来に警鐘を鳴らし続けて逝った、不世出の作家の白鳥の歌
作家と編集者が互いに夢見るもの、それはベストセラーだ!“復讐もの”の女王ゴールドスミスが痛快に描くアメリカ出版界の内幕
一汁一菜に甘んじつつ財政改革に心血そそいだ上杉鷹山と執政たちの無私の心と苦悩を描き、藤沢さんの遺書とさえよばれた傑作長篇
インタヴューの要諦とは、相手の言葉の湖に水路をつなげることなのだ……。人と会い、映画をスポーツを見る日々の心の震えを語る
通りすがりの少女の厚意から、著名人の意外な素顔まで。山川静夫、矢野誠一、水口義朗、山根一眞が披露する「ちょっといい話」第三弾
反日的な歴史記述の多い教科書を再検討し、なぜそうなったのか由来を追究し、どうあるべきかを対談形式でわかりやすく提示する
二・二六事件、美智子妃誕生、東京五輪、三島由紀夫自殺、昭和天皇。大事件の当事者が今こそ明かす貴重な証言。昭和史がよみがえる
理由はとても複雑です。筆者が彼女たちに直接会って本音を聞き出しました。「娘の気持がわからない」となげくお父さん、必読!!
老齢の女性ばかりを狙った連続殺人事件。そして遺体の回りにはロウソクと十字架と花輪が……トリュフォ映画を思わせる異色作
自殺を図ったのに生き残った未遂者たち――彼らの心に巣喰った闇とは? 自殺未遂者たちの肉声を軸に描いた異色のルポルタージュ
「私、宇宙人を見つけたの」「オレ、狼男に変身するんだ」そんな一言から始まる物語。全篇が一組の男女のセリフからなる異色の作品集
九九年に大宅賞を史上最年少受賞した著者のデビュー作。奄美・沖縄そして台湾で、ハブ毒の血清治療に尽力した医師の半生を追う
網走のウニを食べて宮沢賢治に想いをはせ、カンボジアで塩をなめつつ、亡き祖母を思う。七つの食べ物を核にして綴ったエッセイ集
三十年も前から地価高騰に警鐘を鳴らしバブル経済の到来を深く憂えた著者が、逝去の直前まで書き続けた愛情溢れるこの国への遺言
生き神を祀る新興宗教の村で、両親を火事で失った少年。三十五年後にオゾンの匂いをきっかけに記憶が蘇り…。表題作など全十二篇
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