テレビ東京系(全国ネット)『日曜夕方の池上ワールド』で、池上彰氏が紹介!
◆初めて明かされる国盗り物語の全貌◆
これまで数々のスクープで世界中に衝撃を与えつづけてきたワシントン・ポスト紙が、
3か月にわたって20人以上の記者を投入し、
これまで1度も選挙の洗礼を受けていないトランプの全人生を徹底取材!
発売直後、英ガーディアン紙をはじめ、欧米の各紙が一斉に取り上げる一方、
トランプ氏本人は本書について「Don’t buy, boring!(買うな、退屈な本だ!)」と、
自身のTwitterで不買運動を呼びかけた。
・マンション群に黒人を入居させなかったとして「人種差別罪」で訴追されている。
・マライア・キャリーやダイアナ妃と「やりたい」「自分ならやれた」とラジオで公言。
・3度目の結婚の際にヒラリー・クリントンを招待、ヒラリーは最前列で出席。
・1999年から2012年まで7回、党籍を変える。民主党、共和党、改革党。
・トランプは100億ドル以上の純資産を持つと主張するが、実際には10分の1以下。
――など、数々の知られざる事実が明らかになる!
【目次】
■本書について
ワシントン・ポスト紙は、選挙の洗礼を1度も受けたことのない大統領候補を描く
本書のために3か月にわたり20人の記者を投入。ウッドワードもその重要な1人だ。
■序章 泡沫候補だった
予備選が始まったとき、ギャンブル・サイトでトランプのオッズは150対1で最下位。
ポスト紙も泡沫と結論。違うと考えたのは首都から遠く離れた新聞の発行人だった。
■第1章 ミリタリー・アカデミーからウォートン・スクールまで
音楽教師を殴り、ナイフを持ち歩いた問題児は、父親によって軍隊式学校に転入させ
られる。規律を学び、スポーツで花開いたトランプは、名門ウォートンに進学する。
■第2章 人種差別事件で訴追される
トランプ親子の経営するアパート群にはある秘密があった。黒人と白人が入居するア
パートを、入り口の段階で「符丁」で分けていたのだ。それは市当局の知るところに。
■第3章 「死刑執行人」と呼ばれた弁護士を雇う
トランプは人種差別訴訟の弁護を、かつて政府内で赤狩りを指導していたロイ・コー
ンに依頼。すぐに彼らは、1億ドルの賠償を求めて政府を反訴するという奇策に出る。
■第4章 マンハッタンを手中に収める
父親の軛を逃れ、自分の足で立つためにもマンハッタンへの進出は是が非でも果たさ
ねばならない。破産寸前のニューヨーク市を相手にマフィアも利用し取引をまとめる。
■第5章 メディアはこう使え!
モデルとの不倫が発覚。連日そのスキャンダルを報じるメディアには、バロンと名乗
る男からの情報提供が続いた。だがその正体は、偽名を騙ったトランプ本人だった。
■第6章 カジノ帝国を築く
トランプはアトランティックシティに乗り込み、訴追歴を隠してカジノライセンスを
申請。周囲の反対も構わず3つのカジノを取得するも、その元手は高利の借金だった。
■第7章 幹部の死
3つ目のカジノがオープンする直前、トランプは長年側近を務めてきた3人の幹部を
ヘリコプターの墜落事故で失った。飛車角を失ったまま、専門家も危ぶむ開場が迫る。
■第8章 離婚と「秘密保持契約」
イヴァナとの離婚交渉は泥沼化し、ついにはトランプのレイプ疑惑まで浮上した。一方、
ラジオではダイアナ妃と「やりたい」と公言。彼女の別居後には花を贈りはじめる。
■第9章 アメフトリーグを潰す
メジャーリーグのチーム買収に2度失敗したトランプは、アメフトの後発リーグに参入。
直後、莫大なテレビ放映料を奪い取るべく、トップリーグとの全面戦争を始める。
■第10章 破産の危機に瀕する
32億ドルにまで膨らんだ負債。そんなトランプの救済策に最後まで反対したのは、
日本の2人の銀行家だった。彼は自身の生き残りを懸け、東京に1本の電話をかける。
■第11章 「お前はクビだ!」
沈みかけていたトランプを救ったのは、リアリティ番組からの出演オファーだった。
徹底的に視聴者層を分析し、高視聴率を獲得。自身をブランドにして再起を図る。
■第12章 トランプ・ブランドで反撃に出る
番組の成功でトランプという名前がブランドになった。ライセンス契約で、不動産、
ホテル、香水、大学に至るまで、投資をせず、リスクなしに莫大な収入を手にする。
■第13章 世界が「トランプ」を求めた
2013年、トランプは現地の新興財閥家と手を組み、ロシアにトランプ・タワーを
建設する計画を発表。その際、プーチンから直々に、1通の手紙を受け取っていた。
■第14章 プロレスのリングにさえ立った
映画、連続ドラマ、そしてプロレス。3度目の結婚で控えめなメラニアを手にいれ、
自分をギャグにするコメディ番組をもこなした究極のショーマンは、最大の舞台へ。
■第15章 ヒラリー・クリントンとの蜜月
ヒラリーが上院選に出馬した際、資金集めパーティーのホストを務めたのはトランプ
だった。彼はメラニアとの結婚式にも彼女を招待。ヒラリーは最前列に座っていた。
■第16章 本当に「大富豪」なのか?
トランプは自身の純資産は100億ドルを超えると主張する。だが、実際は10億ドル
にも満たない。大統領選にもかかわらず所得税申告書を公開しないのはそのためだ。
■第17章 こうして旋風は吹いた
原稿を用意せず、討論会で性器の大きさを主張し、ローマ教皇までもを「恥ずべき」と
非難。これまでの共和党候補の選挙戦術の多くを無意味にする予備選は加熱する。
■終章 異端児の党大会
異端児は党の主流派をまとめ、党大会を成功裏に終わらせられるか。子どもたちの
アドバイスで融和を図る副大統領候補を選んだトランプは、慣例を破り初日から登場。
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