1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで、町は多数の死者・行方不明者を出した。20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遥は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していた――激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く、著者渾身の青春ミステリー!
千遥と裕二、過酷な運命のたどり着く先は――
『代償』『悪寒』のベストセラー作家・伊岡瞬史上、
最も残酷で美しい青春ミステリー!
Apple Books Store 2022年上半期ベストブック(ミステリー部門)
「星は、何もかも知っていたんだ」
1988年、静岡県の海辺の町、千里見町。ふらりと町に現れた大学生・坂井裕二。1年前に父親を亡くした旅館の娘・清田千遥。
20年前の大型台風が多くの人々の人生を濁流に飲み込んだこの地で、2人は出会った――。
序章
第一部 十万光年の花火
1 清田千遥(一九八八年 三月)
2 津村裕二(四歳〜八歳)
3 清田千遥(一九八八年 三月)
4 津村裕二(八歳〜十二歳)
5 清田千遥(一九八八年 三月)
6 坂井裕二(十二歳〜十六歳)
7 清田千遥(一九八八年 三月)
8 坂井裕二(十六歳)
第二部 海の扉
1 清田千遥(一九八八年 七月)
2 坂井裕二(十九歳)
3 清田千遥(一九八八年 七月)
4 坂井裕二(十九歳)
5 清田千遥(一九八八年 七月)
6 坂井裕二(一九八七年 十九歳)
7 清田千遥(一九八八年 七月)
8 坂井裕二(一九八八年 十九歳〜二十歳)
終章
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