今号は新連載が五作。朝井リョウさんの「風と共にゆとりぬ」。「ゆとり世代」だからこその切なさとおかしみが炸裂するエッセイ。伊吹有喜さんの「ホームスパン」。職人一家三代の生き方を通して、心が離れかけた家族の再生を描く壮大な物語。大山誠一郎さんの「赤い博物館2 夕暮れの屋上で」。キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》館長に甘んじる謎の美女と捜査一課から左遷された巡査部長が、迷宮入りの難事件に次々と挑む本格警察小説。木下昌輝さんの「宇喜多の楽土」。宇喜多秀家の流転の日々を描く本格歴史小説。深緑野分さんの「スタッフロール」。映画の世界に夢を託した二人の女性の愛と冒険の物語。
巻頭対談は、クリープハイプのボーカルとして活躍する尾崎世界観さんと気鋭の作家、千早茜さんです。
(通巻325号/2016年9月号)
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