◆新連載◆
・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」
第一志望の慶應に合格し、晴れて上京。新生活への希望に胸を膨らませる僕を迎えたのは、「元」高校生社長と、暗い目をした不気味な男だった
◆読みきり◆
・高田大介「エディシオン・クリティーク」
第三話 ディレッタント、奇書を読む
文献学者・嵯峨野修理(さがのしゅり)が解き明かすべきは、世界最高峰の奇書「ヴォイニッチ写本」か、はたまた元妻の揺れ動く心か?
・天祢涼「一七歳の目撃」
引ったくりを目撃した高校生。犯人の正体を刑事にも黙っていたのにはある理由が――「仲田シリーズ」の最新短篇
・高丘哲次「殷世界転生」
現代日本に突如現れた古代中国都市。政府が対応に追われる中、零細私大のしがない研究者が担う極秘任務とは?
◆『光のとこにいてね』刊行記念◆
・対談 川上弘美×一穂ミチ
少女と少女、男と女、母と娘。「ふたり」を描くとき、そこには何かが宿る――。唯一無二の関係性を描き出す名手が明かす、あたたかな着眼点とは
・メッセージ&イラスト 志村貴子
『光のとこにいてね』を読み、マンガ家の志村貴子さんがイメージしてくださった結珠と果遠、二人の姿とは――
◆ロングインタビュー◆
作家の書き出し Vol.23 取材・構成 瀧井朝世
・川上未映子
今日を生き抜くため、少女たちは犯罪に手を染めた――世界を熱狂させる作家が、クライム・サスペンスに挑んだ理由
◆ロングエッセイ◆
・藤田真央「指先から旅をする」
アルプスでの即興演奏、ベルリンの卒業試験、恩師の追悼コンサート。一期一会の出逢いが、私の音楽を進化させる
・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第10回]味の素ラプソディ
「うま味調味料」とは何なのか――長年考え続けてきた問題は、ある日思いがけず台湾で解決を見ることに
◆レビュー◆
・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
[第4回]秀吉から家康へ
秀吉の時代から幕藩体制確立期まで、家康の背景を理解するための4冊をご紹介。「どうする家康」の副読本にもぴったり
◆連載小説◆
・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
モラハラ夫の許を離れ、住み込みのシェフとして働き始めた白石葉(しらいしよう)。みなぎるやる気は空回りするばかりで……
・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」[最終回]
百戦錬磨の過激プレイヤーとの直接対決。大好きなゲームの世界を守るため、千香は最終兵器に乗り込んだ
・朝倉かすみ「よむよむかたる」
戦時下での暮らし、息子の事故死――読書会で語られる老人たちの思い出が、安田のある記憶を呼び起こすのだった
・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
蓮姫らが消えた。フョードルを殺害した人物が連れ去ったのか? 思案するホームズたちの前に現れたのは……
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