書名(カナ) | ブンゲイシュンジュウガミタセンソウトニホンジン |
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ISBN | 978-4-16-007049-3 |
・既刊から180度発想を転換し、時代を象徴する出来事に遭遇した人物にスポットライトを当てることにしたーー保阪正康
・本書に収録した記事は(中略)日々忙しく暮らしている一般の生活者に届けようとしたジャーナリズムの成果であるーー辻田真佐憲
はじめに 保阪正康
編者略歴
1 主役たちの肉声と手記 編・保阪正康
山本五十六が語るロンドン軍縮会議の内幕
私が見た元老西園寺公望 近衛文麿(貴族院議員)
松岡洋右、連盟脱退後の心境を明かす
「東洋のローレンス」の中国生活三十年史 土肥原賢二(陸軍大将)
失脚した真崎甚三郎に弁明を聞く 有明六郎
南京攻略司令官 松井石根が「反中」を叱る
「悲劇の宰相」広田弘毅のスパイ時代とソ連観
木戸幸一、昭和天皇の苦悩を語る 大平進一(元新聞記者)
満洲のメディア王、新聞雑誌に物申す 甘粕正彦(芸文協会会長)
東條英機 最後の日記
コラム ロシア文学を語る 荒木貞夫(陸軍大臣)
2 軍人たちの素顔 編・保阪正康
父、渡辺錠太郎を殺した軍人 渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)
満洲事変を起こした板垣征四郎は泣き虫だった 板垣賛造(実兄)
山本元帥の生家を訪ねる 鈴木貢(『オール讀物』編集部)
同級生が語る畑俊六元帥の秘話 塩野季彦(司法大臣)
部下から見た石原莞爾の哲人的生涯 田中新一(陸軍中将)
コラム 松岡洋右さんをやり込めた話 今村均(陸軍大将)
3 作家たちの戦争 編・辻田真佐憲
菊池寛、軍神・西住戦車長の母に会う 岩崎栄(東京日日新聞記者)
剣豪小説家 五味康祐の従軍記
海軍宣伝班時代の思い出 井伏鱒二
弱兵奮戦録 大岡昇平
「田辺写真館」焼失 母は強し 田辺聖子
敗戦の年の将校生徒 西村京太郎
4 戦場の証言 編・保阪正康
真珠湾までの山本五十六 福留繁(海軍中将)
文藝春秋社員 戦場の手記 鷲尾洋三(陸軍伍長、『話』編集部員)
吉川英治が将校たちに航空戦の実態を聞く
「マレーの虎」山下奉文、幻の手記 保阪正康(ノンフィクション作家)
日本陸軍最後の日 下村定(陸軍大臣)
コラム 我れ若し従軍せば 古川ロッパ(喜劇役者)
5 取材者たちの記録 編・辻田真佐憲
二・二六事件、被害者宅を連続訪問する
戦時下の銀座、浅草を飲み歩く 小野佐世男(漫画家・エッセイスト)
頭山満、蒋介石と相撲を語る 鈴木氏亨(文藝春秋専務)
生きている十三人の大将 村上兵衛(評論家)
鎮魂曲・特攻の妻たち 澤地久枝(ノンフィクション作家)
特別寄稿 文藝春秋の昭和十六年十二月八日 平山周吉(雑文家)
6 私の戦争体験 編・辻田真佐憲
特別対談 アスリートの見た戦場
沢村栄治(プロ野球選手)×笹崎僙(プロボクサー)
戦時下を生きた九人の記憶
三笠宮崇仁親王 中曾根康弘 水木しげる
千玄室 橋田壽賀子 美輪明宏
丹波哲郎 佐藤安枝 ドナルド・キーン
座談会 満洲のいちばん長い日
澤地久枝 ジェームス三木 藤原作弥
小澤俊夫 神代喜雄
福永嫮生 天野博之 保阪正康
命からがら逃げた東京大空襲 半藤一利(作家)
おわりに 辻田真佐憲
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