単行本

『童話』の人びと いとま申して 北村薫

1,466 (税込)
発売日2011年02月28日
商品情報
書名(カナ) ドウワノヒトビト イトマモウシテ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2011年02月25日
ISBN 978-4-16-329920-4
Cコード 0093
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『童話』の人びと いとま申して 北村薫

1,466 (税込)
発売日2011年02月28日
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書名(カナ) ドウワノヒトビト イトマモウシテ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2011年02月25日
ISBN 978-4-16-329920-4
Cコード 0093

著者の父の遺した日記が書かせた追憶の記

大正末期、旧制中学に通う少年は創作への夢を抱き、児童文学の現場で活躍する若者たちと親交を持つ。文化薫る著者の父の評伝風小説

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担当編集者より

北村薫さんは、読書の達人にして博覧強記、身近に接していていつもその教養の高さにため息が出てしまいます。本書はその著者の父・宮本演彦(のぶひこ)氏の日記をもとに、大正末から昭和初年の主人公の青春を描く評伝風小説です。旧制中学に通いながら、読書や映画を愛し、当時隆盛だった児童文学雑誌『童話』に投稿し、その世界の先輩たちとの交流を深める演彦。その姿に、まさに北村さんのルーツを見る思いがします。(YB)

著者

北村 薫

1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蟬』で日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、09年『鷺と雪』で直木賞、23年『水本の小説』で泉鏡花文学賞を受賞。〈円紫さんと私〉シリーズ、〈覆面作家〉シリーズ、〈時と人〉三部作、〈ベッキーさん〉シリーズ、〈いとま申して〉三部作、『飲めば都』『雪月花謎解き私小説』など著書多数。アンソロジーやエッセイ、評論にも腕をふるう「本の達人」としても知られる。

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