音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか? 夢中でページをめくった。
――新海誠(アニメーション監督)
イノセントかつグロテスクで、ずっと愛を探している。川村元気そのもののような小説でした。
――星野源(俳優・音楽家)
4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と――。
天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。
失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。
胸をえぐられる、切なさが溢れだす
『世界から猫が消えたなら』『億男』の著者、2年ぶりの最新刊
あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。
書名(カナ) | シガツニナレバカノジョハ |
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ページ数 | 272ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 その他 仮フランス装 |
初版奥付日 | 2016年11月05日 |
ISBN | 978-4-16-390553-2 |
Cコード | 0093 |
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