百花

1,650 (税込)
発売日2019年05月15日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ヒャッカ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 仮フランス装
初版奥付日 2019年05月15日
ISBN 978-4-16-391003-1
Cコード 0093
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百花

1,650 (税込)
発売日2019年05月15日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ヒャッカ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 仮フランス装
初版奥付日 2019年05月15日
ISBN 978-4-16-391003-1
Cコード 0093

人生百年時代に光を投げかける、愛と記憶の物語

「あなたは誰?」
息子を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子。
ふたりには忘れることのできない“事件”があったーー。
現代に新たな光を投げかける、愛と記憶の物語。

『世界から猫が消えたなら』『億男』『四月になれば彼女は』の著者、待望の最新刊!

【内容紹介】
大晦日、実家に帰ると母がいなかった。
息子の泉は、夜の公園でブランコに乗った母・百合子を見つける。
それは母が息子を忘れていく日々の始まりだった。

認知症と診断され、徐々に息子を忘れていく母を介護しながら、泉は母との思い出を蘇らせていく。
ふたりで生きてきた親子には、どうしても忘れることができない出来事があった。
母の記憶が失われていくなかで、泉は思い出す。
あのとき「一度、母を失った」ことを。
泉は封印されていた過去に、手をのばすーー。

現代において、失われていくもの、残り続けるものとは何か。
すべてを忘れていく母が、思い出させてくれたこととは何か。

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