書名(カナ) | キカン |
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ページ数 | 368ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年04月05日 |
ISBN | 978-4-16-391005-5 |
Cコード | 0093 |
なぜ友は死んだのか。
三重県四日市の工業地帯で新聞記者が溺死。
事故か、自殺化、他殺か。同期三人が真実を追う。
警察小説の旗手が描く、心揺さぶるミステリ長編。
「あいつに何があったか、俺達は知っておくべきじゃないかな」
入社して30年――工場夜景の撮影中に、四日市市局長の藤岡裕己が水路に転落して死亡。警察は事故死と判断したが、本当なのか。藤岡とともに新人時代を三重県で過ごした同期三人が、真相究明に乗り出す。編集委員の松浦恭司、初の女性役員になりそうな高本歩美、何故か出世ルートをはずれた本郷太郎は、それぞれ家族の問題でも悩みを抱えていた……。
仕事か、家族か、それとも……。
第1章 友を送る
第2章 旧友
第3章 次の一歩
第4章 過去にいる男
第5章 点線を追う
第6章 ある組織
第7章 パスワード
第8章 塩漬け
第9章 証言者
第10章 ある決意
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