さとこはいつも 沖田修一

1,980 (税込)
発売日2026年08月21日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) さとこはいつも
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2026年08月30日
ISBN 978-4-16-392136-5
Cコード 0093
書店在庫
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  • 単行本
『さとこはいつも』(沖田修一)
  • 単行本

さとこはいつも 沖田修一

1,980 (税込)
発売日2026年08月21日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) さとこはいつも
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2026年08月30日
ISBN 978-4-16-392136-5
Cコード 0093

監督デビュー20周年!本格書き下ろし小説

「誰でも一冊なら、自分の本が書けるんだって」

中井聡子、中学2年生。じりじりと迫りくる高校受験を薄目で見ながら、昼休みには屋上で友人たちと恋バナに花を咲かせ、放課後になれば、渋々入ったソフトボール部で嫌々ライトを守る(※ボールが飛んでくると逃げる)日々だ。

西田沙都子、35歳。韓国カルチャーと姪っ子をこよなく愛し、映画配給会社でしゃにむに働く。隠れた名作を世に広めたい! という初心はどこへやら、山積みの仕事に忙殺され、現実を知るうち、無難でより広くウケそうなコピーばかりひねり出すようになってしまった。

飯島里子、55歳。毎朝3人の息子のお弁当作りに精を出し、あっという間に20年が経った。三男の最後のお弁当の日、家族は誰もそのことに気が付かない。ふと顔を上げれば、読書好きだった学生時代に抱いていた小説家の夢もはるか遠くに。

塩辛への愛に初恋、不倫、家族。

彼女たちには、書かずにはいられない物語があった――。
☆ ☆ ☆
『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』など数々の名作を生み出してきた沖田修一監督がデビュー20周年の節目に贈る、初の本格書き下ろし小説!

忘れてしまった瑞々しい日々や葛藤、切なさ……。
すべてがここに詰まっています。
☆ ☆ ☆
映画『さとこはいつも』2026年9月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

有村架純
石田ひかり  姫野花春
黒田大輔 青木柚 細田佳央太
吉田羊 オダギリジョー 筒井道隆

監督・脚本 沖田修一
音楽 柴田聡子 
主題歌 折坂悠太 「シミレ(feat.柴田聡子)」
製作幹事 アミューズクリエイティブスタジオ
配給 ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション オフィス・シロウズ
Ⓒ2026「さとこはいつも」製作委員会

目次

初恋とネブライザー
おでんにはもってこいの日
小鳥と雪の本屋さん

さとこはいつも

担当編集者より

社会人7年目。仕事が辛くなり、数学IAの問題集を買いました。編集者の仕事は大好きだけれど、あの時もっとこうできたかも、ああすればよかった?、あの人のようになれたら……たくさんの正解めいたものの波に揉まれる日々のなかで、xに当てはまる唯一の解を探し、解けば解くだけ成長を感じられる代数がひとつの“浮き”に見えたのかもしれません。
そんな時、上司から読んでみないかと渡されたのがこの作品の冒頭でした。当初、「中井聡子の文章教室」とタイトルがついていた原稿には、鼻炎持ちの中学生・聡子が屋上で友人とお弁当を食べ、土手で草野球する子供に声援を送り、土曜日の耳鼻科で恋に落ち……とのびのび過ごす姿が、驚くほど瑞々しく描かれていました。ある、ちょっと情けないきっかけで「作文ノート」を書くはめになった彼女が次第に物語を綴ることにのめり込んでいく様にも(愛する塩辛へのラブレターが最高なんです!)、ただひたすら本が好きだった小さな自分を重ねていたのだと思います。
もう少し自分の「好き」をまっすぐ信じてもいいのかも?
気づけば「この本、作りたいです」と手を挙げていました。IAの問題集はもう、開いていません。

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