磯田道史と日本史を語ろう 磯田道史

990 (税込)
発売日2024年01月19日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) イソダミチフミトニホンシヲカタロウ
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年01月20日
ISBN 978-4-16-661438-7
Cコード 0295
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磯田道史と日本史を語ろう 磯田道史

990 (税込)
発売日2024年01月19日
ジャンルノンフィクション
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書名(カナ) イソダミチフミトニホンシヲカタロウ
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年01月20日
ISBN 978-4-16-661438-7
Cコード 0295

日本史の達人が語り尽くす

日本史を語らせたら当代一! 磯田道史が、半藤一利、阿川佐和子、浅田次郎、養老孟司ほか、各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くす。最新科学で探る日本人の起源から、歴史上のリーダーたちの品定め、弥生式土器を自作した少年時代を語った「磯田道史ができるまで」など、歴史好きなら参加したくなる歴史談義。目からウロコの連続です。
・DNAでここまでわかった日本人のルーツ
・頼朝から家康まで リーダーの知られざる素顔
・信長はアスリート体形?
・秀吉、淀殿の「カルテ」を読むと
・家康自ら調合した薬が現存する?
・昌平坂学問所の首席を輩出した会津の教育
・「靖国の原型」は柳川藩と薩摩藩?
・龍馬 刀傷三十八カ所の意味
・スパイ戦に長けた西郷兄弟
・学歴エリートの陸軍、海軍の武士道 ほか

目次

「磯田道史」ができるまで
×阿川佐和子
磯田さんの少年時代から、西郷隆盛、大久保利通を生んだ郷中教育まで。

日本史のリーダーを採点する
×半藤一利
「切り捨て力」の信長、頼朝の「独創性」。矛盾が魅力の尊氏と隆盛。

日本人の不思議な起源
×篠田謙一・斎藤也
本土日本人の遺伝子を解析すると、縄文系が1~2割、弥生系が8~9割
DNA最新研究が解明した新しい人類史


信長はなぜ時代を変えられたのか?
×堺屋太一・小和田哲男・本郷和人
「目に見えるもの」だけを信じた合理主義者、日本史上稀有なリーダーの正体に迫る!

戦国武将の養生訓
×酒井シヅ
信長はアスリート体形だけど高血圧? 医学史から垣間見える英雄たちの「健康診断」


徳川家康を暴く
×徳川家広
徳川家第十九代当主と語り合った家康の生き残り戦略、組織づくり、人生観


幕末最強の刺客を語る
×浅田次郎
これまで描かれなかった新選組「最後の大物」。幕末の京都から西南戦争を生き抜いた男の軌跡


歴女もハマる! 幕末のヒーローたち
×杏
“正統派歴女”杏さんと語り明かす、忘れがたい激動期の男たち女たち

「龍馬斬殺」の謎を解く
×中村彰彦
当時の政治状況、龍馬の死生観など、諸説飛び交う維新史の謎を広い視野で徹底追究


脳化社会は江戸から始まった
×養老孟司
近世はシンボリズムの時代だった。リアルとのつながりを取り戻すためには?


鎖国か開国か? グローバリズムと日本の選択
×出口治明
激変の戦国、幕末から現代日本の進むべき道を探る


幕末からたどる昭和史のすすめ
×半藤一利
昭和の敗因を探っていくと、幕末維新にたどり着く――近代日本に何が起こったのか?


【本の話🎙ポッドキャスト】

5分で聴く♪文春新書

歴史学者の磯田道史さんは、座談の名手でもあります。興味深いエピソードを交えながら語るお話は素人にもわかりやすく、現代人にも通じる示唆に富み、誰をも魅了します。

そんな磯田さんが、半藤一利さん、阿川佐和子さん、浅田次郎さん、養老孟司さんほか、各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くした作品が『磯田道史と日本史を語ろう』(文春新書)です。

最新科学で探る日本人の起源から、武将や志士たちの意外な素顔、さらには弥生式土器を自作した少年時代を語った「磯田道史ができるまで」など、どこから読んでも楽しめる座談が盛りだくさん。

磯田さんはこう語ります。〈この本の中身は愉快すぎるほど、はっきりしている。私が日本国内の「その道の達人」の方々と出会って「日本史の論賛」を大いに自由にやった対話集である。(略)読み返すうちに私は泣けてきた。私一人では行けないあの「日本史の知の蘊奥(うんおう)」に連れて行ってもらった一瞬の幸福の時を思い出して、頬を涙が伝ってきた。読者諸氏と、この至福の時間の雰囲気を、この書物でともにしたい〉。

そんな作品の読みどころを、磯田さんみずからが語ります。(聞き手:前島篤志・文春新書編集部)

担当編集者より

テレビなどで磯田さんの歴史の話を聞いて、その魅力に目覚めた――そんな声をよく耳にします。該博な知識とともに、現代人の私たちにも刺さる「知恵」が、その中にあるからでしょう。各界の達人たちとの対話は、これまで聞いたことのない歴史雑学、思いがけないものの見方、いまを生きるヒントがちりばめられています。読者もその歴史談義に参加して、歴史の謎を探したくなる、そんな一冊です。

著者

磯田 道史

1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授。著書に『徳川家康弱者の戦略』『感染症の日本史』(ともに文春新書)、『無私の日本人』(文春文庫)、『日本史を暴く』(中公新書)、『武士の家計簿』(新潮新書)、『近世大名家臣団の社会構造』(文春学藝ライブラリー)など多数。

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