文庫

『きけわだつみのこえ』の戦後史 保阪正康

660 (税込)
発売日2002年12月06日
商品情報
書名(カナ) キケワダツミノコエノセンゴシ
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2002年12月10日
ISBN 978-4-16-749405-6
Cコード 0195
書店在庫
『『きけわだつみのこえ』の戦後史』(保阪正康)
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『きけわだつみのこえ』の戦後史 保阪正康

660 (税込)
発売日2002年12月06日
商品情報
書名(カナ) キケワダツミノコエノセンゴシ
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2002年12月10日
ISBN 978-4-16-749405-6
Cコード 0195

遺族の手から奪いとられた『きけわだつみのこえ』

根拠なき改訂、恣意的な削除……。戦没学徒の遺稿最新版には不可解な部分が少なくない。彼らの静かな叫びを、次代にいかに伝えるか

担当編集者より

昭和二十四年の刊行以来、長く読み継がれてきた戦没学徒の遺稿集『きけわだつみのこえ』。しかし、この感動の書は遺族の手からも奪い取られ、特定の政治的意図を反映させた政争の具になり果てている。戦場に散った平和への願いと、遺族の哀悼の意が込められた「歴史的遺産」は、いかに踏みにじられていったのか。解説・松本健一

著者

保阪 正康

昭和史研究家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。編集者時代の1972年に『死なう団事件』で作家デビューして以降、一貫して日本の近現代史を検証し続け、約5000人もの歴史の証人を取材してきた。2004年、昭和史研究の第一人者として第52回菊池寛賞を受賞。主な作品に『東條英機と天皇の時代』、『瀬島龍三参謀の昭和史』、『昭和史七つの謎』、『昭和陸軍の研究』、『あの戦争は何だったのか』などがある

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