書名(カナ) | ゾク カイダンオショウノキョウトカイキタン |
---|---|
ページ数 | 224ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2019年08月10日 |
ISBN | 978-4-16-791336-6 |
Cコード | 0195 |
【説法の名手書き下ろし】
とあるシェアハウスの〝開かずの間〟。ひょんな理由から女子学生がその部屋に住むことになった。ただしクローゼットは絶対に開けないことという条件で。ところが夜になると聞こえてくるのは謎の音。日に日に増すこの音は一体どこから…(『シェアハウス』)。京都・蓮久寺の三木大雲住職が受けたリアルな相談・体験談に説法を織り交ぜた新しい怪談。
【稲川淳二氏大絶賛!!】
普段は見せない京都のもう一つの顔に戦慄を覚えた。
「指ちょうだい」
「えっ?」
思わず声を漏らして周りを見ました。しかし、他の信号待ちをしている人達は、何も聞こえていないのか、全く反応していません。
聞き間違いだろうかと思っていると、再び、
「指が欲しいよ」
と聞こえてくるのです。(本文「あげた薬指」より)
京都の古刹・蓮久寺の三木住職のもとには、助けを求める人が絶えません。悪霊に祟られた人、ポルターガイストに悩まされる人、人形をお祓いしてほしい、さまよう霊を供養成仏させてほしい……。そんな実話や自身の体験など、現代の怪談、奇譚の数々をお届けします。蓮久寺は江戸時代初めの建立で、島原の遊女・吉野大夫との縁も深い名刹。三木住職の怪談は、テレビの「怪談グランプリ」準優勝の名人芸です。見えない世界に触れることで、あなたの人生も変わるかもしれません。
現代の怖くて不思議な実話の数々を紹介した前著『怪談和尚の京都怪奇譚』から8年。三木住職書き下ろし現代版「耳袋」の第二弾。シェアハウス、パン屋さん、映画サークル、公園。ほら、あなたのうしろにも……!
※外部サイトへリンクしている場合もあります
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。