抗命 インパール2 高木俊朗

858 (税込)
発売日2019年08月06日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) コウメイ  インパール ニ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年08月10日
ISBN 978-4-16-791337-3
Cコード 0195
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抗命 インパール2 高木俊朗

858 (税込)
発売日2019年08月06日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) コウメイ  インパール ニ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年08月10日
ISBN 978-4-16-791337-3
Cコード 0195

上官の無謀な命令に抗い部下を守ろうとした異色の将軍

「インパール」第2弾。
師団長は、軍司令官の無謀な命令を拒否した。
――さもないと、将兵をむだに全滅させることになる

昭和19年、牟田口廉也中将が主導したインパール作戦において、烈31師団長佐藤幸徳中将は、将兵の生命こそ至上であるとして、補給なき最前線、コヒマから独断で撤退し、師団長を解任される。戦後著された2人の回顧録と、豪雨と飢餓の悲惨な情況に陥った将兵たちの証言を通し、軍上層部の迷走と無責任を厳しく追及した、執念の戦記文学。

現場を知らぬ上層部の無謀な命令が悲惨な結果を生む。令和のいまにも深い教訓に満ちた一冊。

目次
秘史の録音
牟田口文書
インド進攻
撤退の決意
アラカン越え
コヒマ戦線
独断命令
豪雨と餓えと
暗夜の対決
師団長解任
精神異常者
戦いの跡
人間の責任―あとがきにかえて―
異常・無謀な作戦―文庫版あとがき―

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担当編集者より

太平洋戦争末期に行われたインパール作戦から今年で75年。
著者の故・高木俊朗氏は、従軍記者として現地をその目で見て、戦後「インパ
ール4部作」を執念で書き上げました。
本書はその第2作の新装版。
第1作『インパール』とともに読むうちに、高木氏の軍上層部に対する怒りが
こちらにも乗り移り、日本的組織の問題点について深く考えさせられます。
表紙の迫力ある題字は、書家である夫人の手によるものです。(担当FM)

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