担当編集者より

満月珈琲店の三毛猫マスターと星遣いの猫たちが今宵現れたのは横浜。悩み多き新入社員の光莉にマスターは声を掛けて……。
「星を『詠む』楽しさはもちろんですが、星を『使う』ことの魅力も知ってもらえたら」と著者の望月さんがおっしゃるように、人生に迷ったときは〈自分の声〉と〈星の声〉その両方に耳を澄ませてみるのがいいのかもしれません。奇しくも2024年は200年続いた「地の時代」から「風に時代」へと移り変わるタイミングで、考え方に変化が必要な時期。しなやかに変化に寄り添い自分らしく日々を楽しめるよう、読者の皆様も、星遣いの猫たちの声に耳を傾けて頂けたら幸いです。