雨だれの標本
紅雲町珈琲屋こよみ
吉永南央
726円 (税込)
| 書名(かな) |
あまだれのひょうほん こううんちょうこーひーやこよみ |
| ページ数 |
256ページ |
| 判型・造本・装丁 |
文庫判 |
| 初版奥付日 |
2025年10月10日 |
| ISBN |
978-4-16-792424-9 |
| Cコード |
0193 |
古い映像作品をつくった男は何者なのか?
あなたは、いったい誰なの──?
小粋な老店主が解く切ない謎。
シリーズ累計80万部突破の大人気シリーズ!
北関東の紅雲町で杉浦草が営む珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」が、
高名な映画監督の新作の撮影候補地になった。
店員の久実や常連客たちは色めき立つが、乗り気になれないお草。
だが、店を訪れた監督は、お草に別の意外な頼みがあると言う。
彼に大きな影響を与えた古い映像作品を作った、ある無名の男を捜してほしいというのだ。
わずかな情報とおぼろな記憶を頼りに、お草は持ち前の行動力で男の姿を追うが――。
気丈で小粋なおばあさん店主が「日常の謎」を解く
ちょっぴりビターな大人気シリーズ第11弾!
著者
吉永 南央
1964年、埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。
08年、同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」はシリーズ化して人気を博す。
他の著書に『オリーブ』などがある。
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