| 書名(かな) | けいしちょうこうあんぶかたのざかあきら みつばいのかいろう |
|---|---|
| ページ数 | 400ページ |
| 判型・造本・装丁 | 文庫判 |
| 初版奥付日 | 2026年12月10日 |
| ISBN | 978-4-16-792589-5 |
| Cコード | 0193 |
河口湖の貸別荘に、一台の黒い車が停まっていた。青地の「外」ナンバーは外交官用で、「91」は中国を示す番号だ。
厚生休暇で訪れていた警視庁公安部の片野坂彰たちは、この車に気づく。香川は紅旗H9だと見抜き、車体と車内を撮影する。さらに、自分の車のドライブレコーダーを監視カメラ代わりに設定した。中国の外交官は、河口湖で誰と会っていたのか。
帰京後、片野坂たちは写真と映像を調べ始める。駐車場にあった車の一台は、総合商社・四井物商の社用車だった。現地には同社の執行役員・宮本誠一郎も来ていた。そして社用車に乗っていた人物は、政財界に人脈を持つ老フィクサー、在國寺正覚とわかる。
香川は中国大使館の外交官の身元を外事二課に照会し、片野坂は四井物商に勤める旧友から宮本の経歴を聞く。さらに宮本の過去を調べ、30年前の逮捕記録にたどり着いた。弁護人の連絡先として記された法人を調べると、その顧問を務めていたのが在國寺だった。
外交官、商社の役員、老フィクサーは、何のために集まったのか。やがて片野坂たちは、人民解放軍とチャイニーズマフィアが関わる密売を追うことになる。
元公安捜査官・濱嘉之が描く〈警視庁公安部・片野坂彰〉シリーズ第8作。
プロローグ
第一章 公使参事官
第二章 新体制スタート
第三章 汚職の闇
第四章 福岡出張
第五章 情報分析と中国、ベトナム出張
第六章 新たな発見
エピローグ
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