本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
ジェロニモに扮した阿佐田哲也

ジェロニモに扮した阿佐田哲也

文・写真:「文藝春秋」写真資料部

 昭和五十一年(一九七六年)、アメリカの建国二百周年を記念して「週刊文春」はアメリカの偉人の大模写展を掲載した。滝田ゆうのルイ・アームストロングや福田恆存のリンカーン、松福亭仁鶴のジャクリーヌ・オナシスと並んで、阿佐田哲也(色川武大)は先住民族のリーダーだったジェロニモに扮した。

〈私がジェロニモなら、鉄砲などかまえたりしない。一族に小さいうちから天才教育をほどこして、全米に、ばくち攻撃をかける。白人はばくちが甘いから、揺さぶられること必定である〉(「週刊文春」七月十五日号グラビアより)

「麻雀放浪記」をはじめとするギャンブル小説を多数発表し、競輪にも造詣の深かった阿佐田哲也は、昭和四年(一九二九年)生まれ。色川武大の名前で純文学を発表し、「離婚」で直木賞を受賞した。平成元年(一九八九年)没。

プレゼント
  • 『望月の烏』阿部智里・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/2/29~2024/3/7
    賞品 『望月の烏』阿部智里・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る