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話題作目白押し。文春文庫5月刊
パーキンソン病で多くを語ることなく亡くなった父の過去──。『沈黙のひと』は、小池真理子さんが円熟の味をみせた、吉川英治文学賞受賞作です。
『路(ルウ)』は、日本と台湾との間に育まれた絆を、台湾新幹線プロジェクトにからめて描いた吉田修一さんの意欲作。
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吉田修一・著『路(ルウ)』 特設サイト
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そして、発表20年を経ても人気の山田詠美さんの『ぼくは勉強ができない』。「モテこそ命」の時代開幕を告げた傑作青春小説が文春文庫に入りました。
そんな現代に生きる若者たちの、なんとも煮え切らない感じを、絶妙な筆遣いで描いたのが、綿矢りささんの『しょうがの味は熱い』です。
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綿矢りさ・著『しょうがの味は熱い』 特設サイト
綿矢りさ・著『しょうがの味は熱い』 特設サイト
また、奥野修司さんの丹念な取材の成果といえる『再生の島』、万城目学さん、門井慶喜さんによる『ぼくらの近代建築デラックス!』ほか、話題作が目白押しです。そのほかの5月刊はこちらから>>
文春文庫「青春フェア」を展開。特別カバー装も5作品が限定発売
また本日より順次、全国各書店で展開する「青春フェア」で、文春文庫初の特別(プレミアム)カバー装文庫を限定販売します。写真家かくたみほさんの素敵な写真が表紙を飾り、タイトルと背にカラー箔を捺す豪華な仕上がりとなっています。
(限定生産につき、売り切れ次第終了の予定です)
宮本輝『星々の悲しみ』 | (500円+税) |
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吉田修一『横道世之介』 | (714円+税) |
辻村深月『太陽の坐る場所』 | (600円+税) |
島本理生『真綿荘の住人たち』 | (590円+税) |
柚木麻子『終点のあの子』 | (540円+税) |
文春文庫「青春フェア」は、20代の読者向きのタイトルを数多く揃えたフェアです。新刊からは、『ぼくは勉強ができない』(山田詠美 430円+税)と『しょうがの味は熱い』(綿矢りさ 450円+税)を、他にも『ジブリの教科書3 となりのトトロ』(文春文庫編 690円+税)、『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん 520円+税)など、全58作品を取り揃えて展開する予定です。