明治四十一年(一九〇八年)生まれ。本名新吉。横浜で船具商の家に生まれたが、父の反対を押し切って東京美術学校日本画科に入学。同期には田中一村や橋本明治らがいる。昭和八年ドイツに留学。
〈氏の生活をつらぬく厳格な合理主義と作品にただようモダニズムは、この留学体験によるところが多い〉(「文藝春秋」昭和四十四年=一九六九年三月号)
昭和二十二年、「残照」で日展特選。昭和三十年代は、東宮御所壁画制作、北欧風景画展を開くなど、斬新な画風を展開してきた。
古典音楽と旅を愛した東山魁夷。杉山 寧、髙山辰雄とともに「日展三山」と呼ばれ、国民的画家として親しまれた。伊豆スケッチ旅行で、白浜海岸にて撮影。
プレゼント
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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