- 2018.03.16
- イベント
田中未知×祖父江慎トークショー 「70年代伝説の書『質問』が生まれた時代 寺山修司が表現しようとしていたこと」
3/24(土)開催 寺山修司没後35年記念企画「寺山修司不思議書店」 代官山T-SITE GARDEN GALLERY にて
「代官山T-SITE GARDEN GALLERY」では寺山修司没後35年を記念し、3/24(土)から3/27(火)の4日間企画展「寺山修司不思議書店」を開催します。 その中で、『質問』の著者、田中未知さんと装丁を担当された祖父江慎さんのトークショーが開催されます。
没後35年が経過した今でも、様々な表現分野で不滅のアイコンとして残り続ける「寺山修司」。今回の企画展では、彼の表現の源泉となった実際の蔵書(三沢市寺山修司記念館所有)を、史上最大規模の1,000冊以上で公開いたします。
また、彼が主宰した演劇実験室「天井棧敷」に代表されるアングラ演劇に関連して横尾忠則や宇野亞喜良など気鋭のグラフィックデザイナーが作成した大胆で斬新な劇団ポスターを展示・販売。
他にも会場内にて、寺山修司の秘書兼マネージャーとして彼の仕事を支えた田中未知さんの著書『質問』(77年初版)が二度目の復刊を遂げたのを機に、同書の「質問」に寺山修司が答える田中未知監督による短編映画を上映する他、展示会初日の3/24(土)には書籍『質問』の著者・田中未知さん×装丁家・祖父江慎さんのトークイベントも開催します。
更に会場内では本年度国内映画賞を席巻した寺山修司、唯一の長編小説を 映画化した『あゝ、荒野』。これを機に新たに撮り下ろされた写真家・森山大道の写真集『あゝ、荒野』の他、2006年に限定50部しか作成されなかった幻の特装版『あゝ、荒野』(共著:寺山修司、森山大道)の販売を始めとする絶版本の販売やファッションブランド「THEATRE PRODUCTS」協力のもと作成した 寺山修司直筆原稿をプリントしたハンカチ等のオリジナルグッズも販売します。
この機会に是非、現代にも通ずる「寺山修司」の不思議な 世界をご堪能ください!
開催概要
日時 | 2018年3月24日(土)20時~ |
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会場 | 代官山T-SITE GARDEN GALLERY(地図) |
定員 | 50名 |
参加料金 | 1000円 |
お申込 | トークイベントは下記URLからお申し込み頂けます。 http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2018/03/70.html |
登壇者プロフィール
田中未知(たなかみち)
1945年東京生まれ。作曲家、楽器作家、実験映画監督。演劇実験室「天井桟敷」の初期メンバーとして入団。制作・照明を担当し、1983年に寺山修司が亡くなるまでの16年間、秘書兼マネージャーを務めた。音楽家としてヒット曲「時には母のない子のように」をはじめ、寺山修司作詞・田中未知作曲のコンビで数多くの歌を残したほか、東陽一監督作品『サード』『もう頬づえはつかない』『四季・奈津子』『ザ・レイプ』、寺山修司監督作品『迷宮譚』『ローラ』などの映画音楽も手がける。主な著書に『空の歩き方』『寺山修司と生きて』(共に新書館)などがある。また、『寺山修司未発表歌集 月蝕書簡』(岩波書店)など、寺山修司未発表作品の編集も手がけている。
祖父江慎(そぶえしん)
1959年愛知県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科中退。大学時代に天井桟敷にはまる。1990年コズフィッシュ設立。小説、漫画、絵本、写真集など幅広いジャンルのブックデザインのほか、近年は、展覧会のアートディレクション、グラフィック、空間デザインなども手がける。過去の仕事を総括した本『祖父江慎+cozfish』(パイ インターナショナル)が発売中。
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