2018年7月18日17時より築地・新喜楽にて開催された芥川賞選考委員会にて、第159回芥川賞の受賞作に高橋弘希さんの「送り火」(文學界5月号)が選ばれました。
作品紹介
転校先は東北の小さな中学校。自分はこの土地でも、場所に馴染み、学級に溶け込み、小さな集団に属することができた。それなのに、なぜ、こんな場所に辿り着いてしまったのだろう――。
少年たちの危うい力の均衡が破裂する。
プロフィール
高橋弘希
1979年青森県十和田市生まれ。2014年「指の骨」にて第46回新潮新人賞を受賞。
〈作品〉「指の骨」14年新潮11月号=第152回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊=第28回三島由紀夫賞候補。「朝顔の日」15年新潮6月号=第153回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊。「短冊流し」16年新潮1月号=第155回芥川賞候補。「スイミングスクール」16年新潮8月号、単行本(「短冊流し」併録)は17年新潮社刊=第30回三島由紀夫賞候補。「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」17年群像6月号、単行本は17年講談社刊=第31回三島由紀夫賞候補、第39回野間文芸新人賞受賞。
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