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山崎真実“黒縛り”で挑んだ三十代のグラビア新章

山崎真実“黒縛り”で挑んだ三十代のグラビア新章

『デジタル原色美女図鑑 山崎真実 Black』

 二〇〇〇年代のグラビア界をリードしてきた山崎真実。近年は女優として、映画・舞台・ドラマなどで幅広く活躍するかたわら、三十歳を機に、グラビア活動も再始動。今年ニ月には、初めて“濡れ場”に挑戦した写真集『re.』(撮影・西條彰仁/光文社)を出版し、大きな反響を呼んだ。

「『セックス感』をテーマにした露出度の高い写真集だったので、周りの方からは『どこまでいくの? もうこれ以上は……』みたいな心配のメッセージが来ましたね(笑)。撮影の時に舞台をやっていて痩せていたこともあって、『悩み抜いて出演を決めたから、こんなに痩せこけているんじゃないか』とも思われたみたいです。でも、そういうわけではなく、自分の表現の最大限を出した結果がこの写真集なので、個人的にはすごく気に入っています」

『デジタル原色美女図鑑 山崎真実 Black』(撮影・萩庭桂太)より

“三十代のグラビアの集大成”として自らプロデュースにも関わった前作から一転、今回のデジタル原色美女図鑑では、“初心”に帰るつもりで撮影を楽しんだ。

「今回の撮影は“黒縛り”。スタッフの皆さんの提案で、“大人セクシー”をテーマに、衣装は全て黒色に統一しました。いわゆるグラビアっぽい写真だけではなく、ファッション的な写真もあるので、今までとは違う写真集になったのではないでしょうか」

 今年八月には舞台「ぼくんち」で主演を務めるなど女優業も順調。芝居をする上で心がけているのは「小慣れないようにすること」だという。

「グラビアでもお芝居でも、やっぱり慣れてきている部分があるんです。でも、それにハマってはいけないな、と。下手に見られてもいいから、小慣れないようにしなきゃ、と常に思っています」


山崎真実(やまさき・まみ)
1985年9月20日生まれ。大阪府出身。「ミスマガジン2004」読者特別賞でデビュー。グラビアアイドルとして各誌を席巻、また女優・タレントとしてもテレビ、映画、舞台など幅広く活躍。近年の出演作に、舞台「海街diary」、「ぼくんち」、写真集『まんまとうそ。』(ワニブックス)、『re.』(光文社)、写真展「re.+」(tokyoarts gallery)などがある。ホラードラマ「ヒトコワ」(ひかりTV、dTVチャンネル)が現在放送中。10月下旬には舞台出演が控えている。

『デジタル原色美女図鑑 山崎真実 Black』(撮影・萩庭桂太)が9月7日(金)より主要電子書店で発売
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692056500000000000U

電子書籍
デジタル原色美女図鑑
山崎真実 Black
萩庭桂太・撮影 文藝春秋電子書籍編集部・編

発売日:2018年09月07日

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