8月23日にオンラインにて開催された第7回高校生直木賞の本選考会。32校の代表者が全国から集まり、4時間を超える議論の結果、大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』を「今年の1作」に選びました。同世代の友と小説について語り合うことを経験した高校生たち感想文を3回にわけて掲載します。今回は晃華学園高等学校、横浜富士見丘学園高等学校、向上高等学校ほか6校をご紹介します。
【第二回】
■晃華学園高等学校(東京都)遠藤凜「クリアになった“おもしろさ”の正体」
■横浜富士見丘学園高等学校(神奈川県)須佐千咲「本一冊分の余裕を持った大人に」
■向上高等学校(神奈川県)北村優衣「オンラインだからこそ伝わってきた言葉」
■湘南白百合学園高等学校(神奈川県)今村瞳子「意見の波紋が広がるのを眺める快感」
■横須賀学院高等学校(神奈川県)知識つぐみ「本の感想を共有するという初めての経験」
■加藤学園暁秀高等学校(静岡県)中原瑠南「読書人生の忘れられない一ページ」
■藤枝明誠高等学校(静岡県)久保田蒼「“空腹”の満たされる選考会」
■静岡県立磐田南高等学校(静岡県)小野真司「Zoom開催の良さと課題」
■愛知県立昭和高等学校(愛知県)栁本海斗「四苦八苦、十六苦の果てに」