「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。」「大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人」シリーズなどを手がける著者・竹村優希による新作は、臨床心理士と青年探偵によるバディもの。キジトラ猫の式神タマを従えて、訳ありカウンセラー×オカルト青年探偵の怖くて賑やかな「幽霊退治」がスタートします。
あらすじ
「私はただ、霊とは関わりのない世界で普通に生きたいって願ってるだけなのに!」
泉宮一華(いずみや・いちか)は、26歳の臨床心理士。由緒ある霊能一家に生まれ、彼女自身も強い霊能力をもつものの、実家に嫌気がさして東京で一人暮らし中。
自分に霊感があることを隠しながら、カウンセラーとして働く一華の日常は、謎の青年・翠(すい)の登場によって崩壊の危機に! 半ば脅される形で、一華は翠のパートナーとして、心霊スポットの「調査」をすることになる。
渋谷のスクランブル交差点に、山奥のトンネル、閉鎖した診療所……。一華は平和な日常を取り戻すことができるのか。
登場人物紹介
カバーイラスト・烏羽雨 デザイン・木村弥世
シリーズ第二巻は2023年11月に刊行予定です。
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