作品
当代の歴史・戦史研究者が集って、「零戦」「大和」「海軍」を論じ尽くす。現在に至るまで、日本がアメリカに勝てない理由が明らかに!
聖徳太子から昭和天皇まで、その道の碩学が取っておきの材料を開陳、歴史探偵が質問役となって歴史の面白さが語られる。読まねば損!
敗戦から、不戦条項を含む「憲法改正草案要綱」が閣議決定されるまでの日々を、当時15歳であった歴史探偵が少年と二つの目で描く
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す
昭和の陸海軍の人材を語ることによって見えてくる、日本型組織の弱点!! 「文藝春秋」で大反響を呼んだ話題の座談会を収録
日本人は終戦をどう受けとめたか。政治の中枢から庶民まで、30人が一堂に会し生々しい言葉で語り合った、忘れてはいけないあの戦争
作品、手紙はもとより、文明観、個人主義という覚悟、俳句や漢詩の世界など、人間・漱石の尽きない魅力を全篇に横溢させた好随筆
昭和20年8月14日正午から24時間の内に起きた出来事を埋もれていた資料をもとに再現。画期的ノンフィクション待望の文庫化
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
純愛、不倫、家族愛……溢れる想いを手紙に託した人々。谷崎潤一郎は、芥川龍之介は、どんな手紙を送っていたか。三十人の書簡を公開
日米両海軍が決死の思いで記録した貴重な写真でたどる「太平洋海戦史」をはじめ、「日本海軍名鑑総集」など、太平洋戦争史入門の決定版
数多の名作を発表し昭和史と戦後社会のあり方に立ち向かった2人の巨人を、取っておきのエピソードを交えつつ明快に語り尽くす
飛鳥、近江、土佐、鶴岡……歴史と文学をこよなく愛する著者が東奔西走。いやましに冴える探偵眼と深い思索が時を超え真実に迫る
その日はなぜ日米の必然となったのか? 七カ月に亘る日米交渉の果てに訪れた開戦の姿を、国際政治力学と庶民の眼を交差させ描く
中立条約を平然と破るスターリン、戦後体制を画策する米英。世界史の転換点で溺れゆく日本軍首脳の宿痾と、同胞の悲劇を壮烈に描く
国民を無意味な犠牲から救うためには、戦争終結しかない。一億玉砕論の渦巻くなか、平和を希求される天皇と、国家の分断を阻止しようとする宰相との感動の物語。(高木俊朗)
ハワイ、マレー半島、東京、ワシントンが十二月八日を迎える。その時々刻々の諸相を六十年を経た今、日本的心情をベースに描き切る
司馬遼太郎氏が最後にとり組もうとして果たせなかったテーマを、共に取材した著者がモスクワ・ベルリンの動静を絡めつつ描いた傑作
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。