作品
錯綜する世界状勢のなかで、多くの注目を集める日本。今こそこの国の根源的なかたちについて考える時だ。大ベストセラーの文庫化
日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて明快な論理で解きあかす
山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンの錚々たる人々と日本人について語り合う
オーストラリア大陸北端に浮かぶ小さな島で明治の初期から白蝶貝の採集に従事した日本人ダイバーたちの哀歓。歴史短篇三作を併録
二十一世紀を前に世界が急激に変化しつつある今こそ、日本の本質に深く思いをめぐらすべきではないか。大好評の日本論待望の新刊
私の書斎には友人たちがいっぱいいる——史料の中から数々の人物を現代に甦らせたベストセラー作家が、独自の史観と発想の核心について語り下ろした白眉のエッセイ。(江藤文夫)
日本を日本として成立させているものは何か。歴史の中からさまざまな「型」を取り出し、日本文化の本質に迫る大好評の評論第二巻
歴史に造詣の深い著者が、日本の成り立ちについて該博な知識と緻密な論理を駆使して考察をめぐらし、明快な結論に導く注目の評論
日本とロシアが出合ってから二百年ばかり、この間不幸な誤解を積み重ねた。ロシアについて深い関心を持ち続けてきた著者が、歴史を踏まえて、未来を模索した秀逸なロシア論。
維新回天の立役者・坂本竜馬。ケタ外れにスケールの大きな魅力ある男を、激動の世に活写して現代によみがえらせた四千余枚の雄篇
鎖国日本と南下するロシアの軋轢の果てに、嘉兵衛は遠くカムチャカに拉致された。が、彼はこの苦境の下で両国のための最善の道を見出した。感動の歴史巨篇完結
(五を参照)
(一を参照)
江戸後期、ロシア船の出没する北辺の島々の開発に邁進し、日露関係のはざまで数奇な運命をたどった北海の快男児、高田屋嘉兵衛を描いた雄大なロマン。(谷沢永一)
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