作品
本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞をW受賞した超話題作『極夜行』。その「エピソード1」といえる350日のすべて。
太陽が昇らない冬の北極。極夜という暗闇に閉ざされた未知の空間では想定外のことばかり。一頭の犬と命がけで旅をした探検家の記録。
『極夜行』で本屋大賞ノンフィクション賞&大佛次郎賞。最注目の探検家が、北極の、東京の、貧乏青春時代のトホホな日々を描きます。
『極夜行』完結に要した時間は三年。天測を現地で学び、夏にはセイウチに襲われた。そして犬との愛憎物語等スリリングなプロセス。
北極圏の冬は極夜と呼ばれる太陽が昇らない季節となる。暗闇のなか氷床を歩き続け三カ月ぶりに太陽を見た時、人は何を思うのか。
探検家は不惑を迎えてもセイウチに殺されかけたりジャコウウシを仕留めて血まみれになる日々。死の淵から生まれる珠玉のエッセイ集。
「生のぎりぎりの淵をのぞき見ても、もっと行けたんじゃないかと思う」いま最も期待される探検家が自らの性とジレンマを描き尽くす。
大宅賞作家、初の冒険エッセイ。なぜ探検家はもてないのか、探検家の性とジレンマ、雪崩に遭い感じた死、富士登山に思うことなど
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