作品
江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
近松に描かれスターとなった遊女・梅川に憧れ、端女郎・小梅は心中未遂を試みるが。時に滑稽に時に切なく、江戸に生きた男女を描く。
勝海舟の妹・お順。嫁ぐなら「一番の男」がいい――そんな強い意志のもと、幕末の動乱期を逞しく生きた女性を主人公にした傑作長編。
尊敬する男のもとに嫁いだお順だが、苦難が彼女を待ち受けていた……。明治の世を凌ぐ女たちの逞しさが生き生きと描かれる長編。
大火で行方不明になった恋女房のお袖に似た女性がいた。そんな知らせが瓢六のもとに届く。想い人との再会なるか…。シリーズ第六作。
歌麿、北斎、広重、鈴木春信などの浮世絵の名作に材を取って紡いだ極上の短篇七本。失って初めて気付く幸せの哀歓を描く。
「鬼平」誕生五十年を記念し、七人の人気作家が「鬼平」に新たな命を吹き込んだ作品集。本家・池波も「瓶割り小僧」で特別参加。
稀代の侠客として名を馳せた次郎長。ご維新以降、旧幕、官軍入り乱れる清水で名士となった。その養女のけんの身も時代に翻弄される。
後一条天皇の御世、藤原道長のライバルのもとに参集した世のはずれ者達。没落貴族、市井の物売女らが鬼よりも悪辣な敵に立ち向かう。
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