作品
右肩上がりの幻想も、予定調和の幸福も、従来型の日本モデルの勝利感もない時代に、新しい日本の愛し方を模索する感動の対話。
神戸女学院大学退官のさいの「最終講義」を含む、著者初の講演集。学校という場のもつ意味、学びの真の意味が立ち上がる感動の書。
ささやかな善意と、ご縁の糸。リアルな人生にはそんな驚きに満ちた逸話がいっぱい。選者二人がより選ったリアルショートストーリー。
なぜ村上春樹作品には、ご飯を作ったり掃除をしたりするシーンが多出するのか? 独自の視点で村上文学の世界性を浮き彫りにする。
自民→民主の政権交代は“熟年離婚”!? 「理念の鳩山」と「リアルの小沢」には何ができる? 言葉が欠落した日本の政治の深層に、稀代の論客二人が挑んだ“街場の政治論”。
霊的体験とのつきあい方から災厄の芽を摘む仕事法まで。「どうしていいかわからないときに適切なふるまいをする」ための知恵の一冊。
子どもと大人の違いは個人の中に多様性があるかどうかである――。練れた大人の「知」による成熟への道しるべがここに!
「少子化問題」は存在しません。日本は「辺境」で「属国」でいい!? あまりの暴論ぶりに思わず納得。驚愕の日本社会論を読むべし!
ペリー以来150年、日本はなぜアメリカを「欲望」してきたのか。歴史学と系譜学から見た日米関係。コミック、犯罪から読みとく病理とは
失われてしまった〈昭和的なるもの〉を追慕しながら、憲法、教育、映画、さらには夢の隠居生活まで、森羅万象を軽快に語る名エッセイ
あまた発表してきた映画評から著者自らが選んだ「ディレクターズ・カット」。文芸大作からおバカ映画まで、時空を超えて自在に展開
難解をもって知られるレヴィナスの画期的な入門書にして、かつ著者の知性の骨格を指し示す貴重な1冊。レヴィナス三部作、第1弾
ラカンの精神分析的知見を関与させてレヴィナスを読解する——。「難解×さらに難解」で複雑な結び目は解けるのか。思想の大冒険
『エイリアン』『大脱走』『ゴーストバスターズ』etc.映画を通じてラカン、フーコーらの難解な術語を分かりやすく説明する、画期的な1冊
非婚・少子化・大不況の時代をいかに生きるべきか。破綻をきたした「無根拠な楽観」を越えて、あるべき社会を模索する刺激的論考
閉塞感のある社会に風穴を開ける2人が、縦横無尽に語り合った教育改革、若者の知的問題、飽食のジレンマなど、憂国的武術対談!
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