作品
日本人が初めて持った歴史観、庶民の風土、史料の語りくち、「手ざわり」感覚。圧倒的国民作家が明かす、発想の原点を拡大文字で!
オーストラリア北端の木曜島では明治初期から多くの日本人が白蝶貝採取に従事していた。彼らの哀歓と軌跡を辿る表題作ほか3篇
高知・会津若松・鹿児島・大阪・佐賀など12の土地を歴訪し、その風土と人物との関わり合い、歴史との交差部分をつぶさに見なおす
日露戦争で苦闘した乃木大将は、戦後は輝ける英雄として称えられた。その彼が明治天皇の崩御に殉じて自ら命を断ったのはなぜか?
小説を書くと決めた33歳の新聞記者・福田定一が綴る、花にまつわる10の妖しい物語。「司馬遼太郎」になる前の記念碑的短篇集!
長州藩の下層の出であった天堂晋助は、藩の過激派・高杉晋作に剣の技を見込まれ、刺客に仕立て上げられる——幕末の狂宴を描く
岡本太郎と縄文を語り、梅棹忠夫と民族国家を考え、佐原真に弥生人の食生活を聞く。他に稲作文化やロシアについて総勢7人と対談
日本と近隣国との歴史を考える一冊。陳舜臣と中国を金達寿・李御寧と韓国を、開高健とモンゴルを語り、それぞれの近代を顧みる
山折哲雄、井上ひさし、立花隆、宮崎駿など7人を迎え、宗教と死生観、近代国家、宇宙体験、仏教対キリスト教と多彩な話題を展開
対話相手は生態学の今西錦司、免疫学の山村雄一、評論家の山崎正和はじめ5人。人間の生死・宗教と国家・文明について6話を収録
対話選集6には大岡昇平、鶴見俊輔、野坂昭如、松下幸之助等が登場。敗戦経験が日本人に遺したもの、土地の公有化問題を熱く語る
72年に出版されロングセラーとなったD・キーンとの対談集「日本人と日本文化」をはじめ、山本七平、A・カーとの対談を収録
萩原延壽、樋口陽一、山崎正和、西澤潤一等と語る「日本の近代化への道」。この百年間で日本は国家として何を学び何を失ったのか
各界の第一人者と縦横に語り合った対談集。3では海音寺潮五郎、江藤淳、大江健三郎らと日本の歴史の転換期、主に幕末を振り返る
各界の第一人者60人と縦横に語り合った対談集。1には湯川秀樹、ライシャワーらが登場。古代から中世の日本人の原型を探る
各界の第一人者と縦横に語り合った対談集。2では大岡信、丸谷才一、大野晋、徳川宗賢らと日本語の本質や起源などの秘密に迫る
1968年から76年に発表された7篇を収める。「木曜島の夜会」を最後に作家は短篇創作から離れ、大長篇作家として記憶されるようになる
1967年から68年に発表された九篇を収める。68年4月、「坂の上の雲」連載開始。作家・司馬遼太郎は大きく変貌しつつあった
1965年から66年に発表された14篇を収める。「功名が辻」「竜馬がゆく」「国盗り物語」と長篇の比重が増し、短篇創作のペースが落ちるころ
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