作品
初のヨーロッパ外遊後、原敬首相暗殺、関東大震災、虎の門事件などを経て、ついに天皇の座につく裕仁。著者畢生の傑作評伝第二部
さびしき「彼の人」の相貌を通して激動の歴史全体を描かんとする壮大な試み。近代日本の核心をえぐる著者のライフワークが文庫化
日本の国際聯盟脱退、帝人事件、永田鉄山斬殺、そして二・二六事件。暗雲立ちこめる世界で決断を迫られる天皇と同時代の人々の姿
著者畢生の評伝、待望の第三部。張作霖爆殺事件から血盟団事件まで、時代が混迷の相を深めるなかで、天皇・裕仁の懊悩が描かれる
「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら。豪華執筆陣が満州事変、東京裁判等あの戦争をめぐる問いにズバリ答える
当代の歴史・戦史研究者が集って、「零戦」「大和」「海軍」を論じ尽くす。現在に至るまで、日本がアメリカに勝てない理由が明らかに!
膨大な資料、圧倒的な筆致で描き出す「彼の人」のさびしさ。第一部は出生から青年期まで。日本人の魂をえぐる著者のライフワーク
「彼の人」とその周囲の人々を通じ、激動の時代を描き尽くす傑作評伝。初めての外遊を経て大正が終わり、ついに裕仁の時代が訪れる
難攻不落のシンガポールを攻略した英雄にして、絞首刑に処された山下奉文。昭和を体現した「マレーの虎」の栄光と無念を描く評伝
昭和の陸海軍の人材を語ることによって見えてくる、日本型組織の弱点!! 「文藝春秋」で大反響を呼んだ話題の座談会を収録
世俗的欲望を絶ち、自らを極限まで純化する。彼は何故、死ぬまで乃木希典を演じ続けたのか。新たなる乃木像を提示した傑作評伝
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
米中の二大国に翻弄され、人口減少にも悩むこの国に未来はあるか。日本という国家が再建し、発展していくためのグランドデザイン
夫と妻、母と子などの人間関係を多角的に検証し、これからの皇室のあり方を探る! 皇太子と同じ年に生まれた著者ならではの皇室論
人類史上類をみないブザマな没落か、それとも亡国の炎を潜り再生を遂げるのか。堕落極まった平成日本の行く末を問う渾身の評論集
伊藤博文91点、東条英機52点、吉田茂27点、田中角栄57点。では小泉首相は? 気鋭の評論家が独自の国家観で全首相を徹底検証する
難航不落のシンガポールを攻略し、白人の植民地支配を破ったマレーの虎・山下奉文。その悲劇を帯びた末路が象徴する昭和の本質とは
「陸軍史上最大の奇才」は昭和という時代を通して、未来の日本に何を見たのか。石原莞爾像と戦前史の見方に変革を迫る渾身の力作
世俗的欲望を絶ち、自らを徹底的に純化する——彼は、なぜ有徳な人物を演じ続けたのか。日露開戦百年に明かされる乃木希典の実像
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。