作品
厳重に鍵のかかった部屋に煙のように侵入する「解錠師」。その目的は何か? 四肢麻痺の名探偵が知力で怪人に挑むシリーズの真骨頂。
夫を殺した犯人は、かつての恋人だった。この男が裁判で「妻に殺害を依頼された」と証言。美しき未亡人は、悪女なのか、それとも。
著名哲学者の手紙の盗難と、川船で発見された全裸の首なし屍体、そして39年前のトランク詰め首なし屍体。3つの事件を駆は追う。
騙されては、いけない。各章の最終ページに挟まれた図像の意味が解った瞬間、物語は別の顔に。更なる超絶技巧で放つ、話題作第2弾。
無人になった山間の集落を再生させる。市長肝いりのプロジェクトは次々とトラブルに見舞われ、住民は一人また一人と去って行き……。
不登校になった美緒は、盛岡の祖父の元へ向う。羊毛を手仕事で染め紡ぐ作業を手伝ううち内面に変化が訪れ…。家族の再生の物語。
ネットサークルに投稿された動画。そこには、恐怖に震え泣き叫ぶ幼い少女の姿があった。マコトとタカシが冷酷な獣たちを罠にかける!
地下アイドルが大企業の社外取締役に!? アホ経営陣が打ちだす実現不可能な目標に右往左往する社員たち。彼女は会社を救えるか?
その島には忌まわしい「魔王」がいる。戦中のナチスの影が蠢く島に封じられた秘密とは? 数多の伏線がもたらす驚愕のドンデン返し!
『鍵のない夢を見る』から10年、辻村深月が詐欺を描く。幸せが欲しくて嘘にすがりついてしまう人間の哀しみが、心に迫る3篇。
十津川警部、最後の事件! SLやまぐち号と乗客32名が消えた。捜査で浮かび上がったのは「奇兵隊」をめぐる悲運の物語だった。
日本統治下の台湾。野球愛好家の集まり「球見会」の会員二人が殺された。動機は台湾中学野球で活躍する大下弘のスカウト合戦なのか?
戦前から戦後にかけて、豪華な指輪が次々と持ち主を変えながら数奇な運命をたどる。欲望と愛憎の人間ドラマを描く傑作連作推理小説。
小学校最後の夏休み、僕は冒険の旅に出た。ひとりの友だちと一緒に。笑いと涙の映画『サバカン SABAKAN』原作小説。
不眠と減量に苦しむベテラン騎手が復活優勝を遂げた直後、亡き後輩の妻が転落死する。事故か事件か、彼は真相を追おうとするが――。
各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。
公演直前に失踪したダンサーと美しい画家の弟。芸術になぶられ続けた男と、芸術の神に愛された男の罪と罰。そして、驚愕の真実とは。
フードフェスの撮影にいった底辺ユーチューバー・浩司はなぜか、頬に傷もつ男の屋台を手伝うはめに。さらに、テロ事件に巻き込まれ⁉
殺し屋を返り討ちにされた南米マフィアから更なる刺客が。警察内部でも、禿富の横暴を面白く思わない者が制裁を加えようと暗躍する。
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