作品
なぜ翻訳を愛するのか、若い読者にむけて、村上・柴田両氏が思いの全てを語り明かす。村上訳オースター、柴田訳カーヴァーも併録
サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が翻訳仲間の柴田元幸と、その魅力・謎・真実の全てを語り明す
第二次大戦中、杜絶した日独両国の連絡路を求め数回にわたって大西洋に潜入した日本潜水艦の苦闘を描く。文藝春秋読者賞を受賞
昭和二十年七月、原爆を運ぶ米重巡洋艦インディアナポリスを叩くべく出撃した海軍伊五八号潜水艦。全く新しい戦争サスペンスの誕生
敗色濃いミッドウェイ海戦で「たった一隻の戦い」を敢行した伝説の潜水艦「伊168」。息詰まる戦闘シーンを迫真の筆致で描く!
没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。シリーズ4冊を便利な合本で!
東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。注目の俊英、渾身作!
大学生の雅彦は高校時代の友人とバンドを結成。一方で学生運動に染まる響子や同級生の加奈子らとの恋愛模様に翻弄されていく――。
連隊長、参謀を次々と自決に追い込んだ鬼師団長・花谷正中将の常軌を逸した暴虐ぶり。インパール前哨戦であるビルマ・アキャブ方面の戦闘を描き、戦争の非人間性を告発する。
女性作家の前にあらわれた悪魔のような男。男に翻弄され、やがて破綻を迎えた彼女は、静養のために訪れた鎌倉で本を裁断していく。
隠れていた修道院をアスピラントの教子と逃げ出した朧。二人はたどりついた長崎で深く感応しあうが…。「王国記」シリーズ傑作続篇
映画監督&俳優の海馬五郎は妻から逃げてパリへ行く。妻より怖ろしい悪夢が待っていることを知らずに。天才・松尾スズキの最高傑作。
教子に誘われ、修道院を抜け出し長崎・五島列島に向かった朧。隠れキリシタンの痕跡を辿りながら二人はさまざまな啓示を体感する
矢月秀作さん「刑事学校2」と望月麻衣さん「京洛の森のアリス2」がスタート。両作品とも人気シリーズ待望の第二弾です。
飛行機乗りに憧れていた市郎は、海軍軍人となり零戦のパイロットとなる。しかし彼を待ち受けていたのは人間爆弾「桜花」の特攻隊員と
色と記憶をめぐる「オールドレンズの神のもとで」ほか、記憶や風景に抱かれたシーンを繊細に描き出す、彩り豊かな掌編小説集。
夫に恋する女とその父の愛を描く「寒橋」、置いて行かれた子を育てる浪人「人情裏長屋」、これぞ肝っ玉母さん「かあちゃん」等九編。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。