作品
青森発上り急行「津軽」で発見された男の絞殺死体、消息を絶つ出稼ぎ労働者……。大東京の闇に翻弄される男たちを十津川警部が追う。
鏡、リボン、ぬいぐるみ――身近な物に怨念が宿る。峠、公園、横断歩道――見慣れた場所に怪異は潜む。ほら、あなたのうしろにも…。
無謀なインパール作戦において、烈第三十一師団長佐藤幸徳中将は、将兵の生命こそ至上であるとして抗命を企てた。異色の戦争記録。
多くの“神話”と“誤解”を生んだ特攻。特攻に生き残った者たちが証言するその真実とは。航空特攻から人間機雷、海上挺進特攻まで。
気付けば我が家は収納破産! そんな惨状から抜け出した超理論的な片付け術。簡単だけど効果は絶大。読めば必ず片付けたくなります!
何故か株を買おうとすると値段が逃げ水のようにあがってしまう。その陰には巨大詐欺と投資家を出し抜く超高速取引業者の姿があった。
悪党が狙う大金を奴隷解放運動家に届けるべく少年は一人でアメリカ縦断の旅に。非道の中の人間の尊厳を描き続ける巨匠の会心作。
『昭和史発掘』全九巻に未収録の「政治の妖雲・穏田の行者」「『お鯉』事件」と、城山三郎、五味川純平、鶴見俊輔との対談を掲載。
わたしのギョーザをとって食べた人へ、妻への詫び状、論よりダンゴなど、諸事万端すべてを笑い飛ばす、好評哲学エッセイ集第二弾
見えないからこそ見えてくるものがある。夢とリアルが絶え間なく交錯する老女は、自らの空想に怯えていたことを笑い飛ばして生きる。
日本で働く台湾人の私。台湾に移り住んだ友人の実桜。平成最後の夏の日、二人は東京で再会する。年月を経て募る思いを繊細に描く。
なぜ苦難を覚悟で、肢体不自由児支援の学校を創ったのか。一般にはあまり知られていない快男児に光をあてる本格的伝記小説
様々な名画をモチーフに描くうちに、心は若き日に移り住んだパリへ。カラー収録の原画とエッセイから、描くことの喜びに触れる。
天才科学者1太郎少年が巻き起こす荒唐無稽な大騒動。「のらくろ」みたいに昔風なのに何故か新鮮! 隅々まで凝った仕掛けの豪華本
宇宙膨張の謎、幻の粒子、十次元の世界。宇宙の起源を探るなかで、科学者は「人工宇宙の作成は可能」との衝撃的な結論に辿り着いた。
没落貴族の哀歓を描いた「斜陽」。太宰の文学の総決算「人間失格」。美しい友情の物語「走れメロス」など、日本が生んだ天才作家の全貌
人たらしのネコ課長、性癖がちょっと特殊な犬山しげはる、何にでも化けられる狸也くん……。一癖も二癖もある動物たちに、ヒトは対抗できるのか!?
男性社員をシビれさせる電気クラゲOL、小動物を襲うフクロウ、正体不明のパンダなど、社内はどんどんカオスな状況に。
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