作品
矛盾があるからこそ名画は面白い! 「創世記」からイエスの生涯、「最後の審判」などのキリスト教絵画を平易かつ魅力的に解説。
その屍骸は口から鯖の尾鰭が飛び出ていた――。曲者揃いの火盗改「しノ字組」の同輩とともに、若き新参同心伊刈運四郎が江戸を奔る!
フェルメール、ゴヤ、グレコなどが描いた絵画から読み解く時代の息吹と人々の思惑。『怖い絵』シリーズも人気の著者の絵画エッセイ。
争いが続く朝鮮半島と倭国の平和を願う聖徳太子の遣隋使計画。国内外の妨害工作に悩まされながら、若き巫女が起こした奇跡とは――。
尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。ミツエの孫ヒロトは交通事故で記憶を一部失って…。
世界的金融危機で全てを失った男と、将来有望な若きバイオリニストの女性が出会う。病を抱えた彼女を救うべく、男は再び金融市場へ。
聴力を失った時代劇の大スター片桐大三郎が、耳代わりの乃枝と共に、卓越した推理力で事件解決に奔走する最高に楽しいミステリー。
父との対面を果たすため九郎は仲間たちと京に向かうが、九郎の存在を厭う父の命を受けた風魔衆が一行に襲いかかる。鬼九郎の運命は?
NHKの人気番組を文庫化。世界最古の大恋愛小説のストーリーを追いながら個性あふれる魅惑の女性キャラを分析した源氏物語入門書。
コロモで囲まれ、油で揚げられ、団結を深めた肉たちのミッシリ感。あのサイズには、意地と面子がかかっていた! 今回も大満腹!
同じように女性のヌードを描き、まったく異なる評価を得た二作。その理由とは? 様々な観点から絵画を対決させ、真相を紐解きます。
「死ぬまで稽古、死んでも稽古せなあきまへんなぁ」四月に九十三歳で逝去した“文楽の鬼”が語る浄瑠璃の真髄と仕事論を急遽文庫化。
将軍とのお目見えがなった小籐次は見事な芸を披露して喝采を浴びる。そして届いた大量の祝い酒の始末に困ったが、妙案を思いつき…。
秦軍を撃破しいち早く関中を征した劉邦だったが、項羽により漢の地に左遷され、そこから楚漢の最終決戦が始まる。大河小説完結篇。
互いの道を歩み始めた幼なじみの律と鈴愛を待ち受ける運命とは…。ドラマで放送されなかった、著者渾身のセリフも収録された完全版。
千利休が肌身離さず持っていたものとは? 美の求道者ゆえ秀吉に疎まれ切腹を命ぜられた利休の謎と秘めた恋に迫る山本文学の金字塔。
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