作品
商家の若後家・お歌は行きずりの浪人に手ごめにされた。憎しみがいつしか愛しさとなった二人の行く末は。新感覚の長篇時代小説
回転寿司は見合いである。ブリ大根は一心同体の夫婦。ゴハンにまつわる名言続出の大好評“丸かじり”シリーズ、記念すべき20巻目
運転中に母が一酸化炭素中毒で死ぬ。排気管には鼠の死体が。安全のためのモラルが突如、凶器に変わる……。日常の恐怖を描く5篇
人気推理作家の自宅を訪れた宇野警部と夕子。美しい妻は幽霊と会話できるという。すると誰もいないはずの2階から内線電話が…
明治生まれの父を中心に繰り広げられる古き良き昭和の中流家庭の姿を、巧まざるユーモアを交えて鮮やかに描く。全24篇を収録
勇猛とおそれられた示現流開祖・東郷重位の厳しき生きざまを描ききった表題作ほか、示現流達人たちの太刀風を活写した剣豪小説集
千数百年前に描かれたというペルーの地上絵。その存続と研究に一生を捧げたドイツ人女性の軌跡をたどる渾身のノンフィクション
高価でも、大切なわけでもないのに、身の回りからずーっと消えないものがある。案外、男と女もそういうもの? 好評シリーズ17弾
生まれつきの「親子愛」なんてない。詐欺は騙される方も悪い。不安のない人生なんて楽しくない。ご存知ものぐさ先生の辛口エッセイ
石川啄木や西條八十の詩との幸福な出会い。子供の詩を貶める文章への凛々しい批判。博覧強記の著者のフレンドリーな個人文学館
信長は突然この世に出現したのではない。三代にわたる血の結晶が信長だった。生まれながらにして天下人の資質をそなえていたのだ
隠れていた修道院をアスピラントの教子と逃げ出した朧。二人はたどりついた長崎で深く感応しあうが…。「王国記」シリーズ傑作続篇
ポーカー世界大会で著者は90万ドルを手に! 同時進行のカジノ殺人事件裁判も白熱。賭博の街の本質を抉る劇的なダブル・リポート
「日本に歴史のことで謝罪を求める必要はない」。中国気鋭の論客が21世紀の新たな日中関係を築くために説く斬新なオピニオン
ご存知“食の狩人”が探し求めた伝統の味、努力の味、噂の隠れた名物、絶品の味。安くて、旨くて、人情豊かな居心地満点の店101軒
歌舞伎、能、狂言はもちろん、鵜飼、春駒も被差別の人々が生み出した渡世の業だった。各地を経めぐり「もうひとつの日本」を透視する
ケネディ、CIA、KGB、フリーメーソン、ロスチャイルド……戦争から暗殺まで、20世紀を動かした陰謀に光をあてた金字塔!
カジノのイカサマを調査中の友が殺された。イカサマ退治のプロ、トニーは弔い合戦を決意するが——老境のヒーローの痛快な活躍劇!
品川にある屋敷の庭でかくれんぼをしていた源太郎と花世は、隣家に迷い込み、人殺しを目撃する。事件の背後には——。全八篇収録
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。