ジェーン・スーさん『ひとまず上出来』試し聴きや、著者出演コンテンツが人気上位に！

文：「オール讀物」編集部

「本の話」ポッドキャスト

ジャンル : #小説 ,#エンタメ・ミステリ ,#歴史・時代小説

ゴールデンウィーク期間中も休みなく、月・水・金の週3回の更新でさまざまなコンテンツをお届けしてきた「本の話」ポッドキャスト。エンタテイメント作品はもちろん、新書の著者出演もあり、大いに盛り上がりました！

5月の人気コンテンツベスト3は

（1）【話題作🎧試し聴き】ジェーン・スー『ひとまず上出来』／朗読・早水リサ

（2）【作家の戦略】なぜ奥田英朗さんは伊良部シリーズを15年半、書かなかったのか？

（3）垣根涼介さんに聞く――「史上最も無能な将軍」足利尊氏はなぜ天下をとれたか

となりました。

5月にもっとも聴かれたのは、TBSラジオ「生活は踊る」のパーソナリティで、コラムニストとして、同世代の女性から圧倒的な支持を得るジェーン・スーさんが、いまの自分に「ちょうどいい」を見つけるその過程を書いた『ひとまず上出来』のオーディオブック試し聴きです。毎週金曜日配信の【話題作🎧試し聴き】は、3月にスタートしたばかりですが、ほかにも阿部智里さんの『烏に単は似合わない』などが再生回数を増やしています。

またジェーン・スーさんは、新刊『闘いの庭咲く女彼女がそこにいる理由』も版を重ねており、6月2日には「あさイチ」プレミアムトークにも出演。自分で居場所を作って、自分で花を咲かせた13人の女性たちが歩んだ道のりについて聞いた、こちらのインタビューエッセイにも、ぜひご注目ください。

奥田英朗さん自身が出演した【作家の戦略】は、史上最強の精神科医・伊良部一郎が主人公として活躍する、新刊『コメンテーター』について語りました。読者や編集者からシリーズ再開をずっと求められながら、奥田さんは15年半のあいだ、なぜ伊良部を書かずにいたのか？　奥田さんが“作家”“小説”に対する思いを語った貴重なインタビューです。

垣根涼介さんの新著『極楽征夷大将軍』は、やる気なし、使命感なし、執着なし、と三拍子揃った「究極の意思欠如者」足利尊氏が、なぜ天下を獲れてしまったのか――“決して負けなかった”尊氏の人生に迫り、現代を生きる私たちにも有効な“サバイバル戦略”を、垣根さんが分かりやすく解説してくれています。

ほかにも5月によく聴かれたのは、「オール讀物」編集部員が、松本清張賞について語った【オールの小部屋】や、『黒幕の日本史』の著者・本郷和人さんが出演した【5分で聴く♪文春新書】など、小説はもちろんですが、バラエティに富んだラインナップで、皆さまにお愉しみいただきました。

6月の【話題作🎧試し聴き】も、直木賞受賞作『少年と犬』や、映画公開を控えた『大名倒産』などの名作が配信予定で、作家自身や、各編集部から発信されるホットな情報も、引き続き充実させていきます。配信はSpotify for Podcasters、Spotify、amazon music、Apple Podcasts、Google Podcastsなど様々なメディアにも対応。各メディアで「本の話」ポッドキャストをフォローしていただくと、新しいエピソードの通知が届き、情報をいち早く入手することが可能になります。

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