初めて語られた科学と生命と言語の秘密 松岡正剛 津田一郎

1,540 (税込)
発売日2023年10月20日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ハジメテカタラレタカガクトセイメイトゲンゴノヒミツ
ページ数 416ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2023年10月20日
ISBN 978-4-16-661430-1
Cコード 0295
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初めて語られた科学と生命と言語の秘密 松岡正剛 津田一郎

1,540 (税込)
発売日2023年10月20日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ハジメテカタラレタカガクトセイメイトゲンゴノヒミツ
ページ数 416ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2023年10月20日
ISBN 978-4-16-661430-1
Cコード 0295

まだ見ぬ「神」を探して――岡潔×小林秀雄の名著『人間の建設』の現代版がここに誕生!

話者のひとりはカオス理論の確立者であり、複雑系科学の第一人者の数学者、物理学者の津田一郎。またもうひとりは、「編集工学」を掲げ、情報を生む世界観を追究してきた博覧強記の松岡正剛。1980年代初頭、新しい生命科学と数学が生まれつつある胎動に胸躍らせていた松岡氏は、津田氏と出会い、科学に物語性を接続するその才に触れ、心打たれたという。

それから数十年。ChatGPTをはじめとするAI技術や情報技術の進展、ゲノム解析を含む分子生物学や脳科学研究の進化により、「生命と情報」をめぐるボキャブラリーは増え、その起源と原理の解明への道筋は遥かに整いつつあるように見える。それでもまだ、何かが足りない。言語の秘密も明かされないままだ。これまでいったい科学は何を解き明かしてきたのか。はたして生命原理を解き明かす「神の方程式」はあるのか? ヒトの意識と自己の行方は――。

湯川秀樹、南部陽一郎らとも科学の最先端をめぐって議論を交わし、人文知と科学の知を架橋してきた松岡氏が、その「言葉」で、科学の諸ジャンルに通じた津田氏に丁々発止の質問を投げかける。切っ先鋭くもユーモア交え、「科学と生命と言語の秘密」に迫りゆく(ときに謎が深まりゆく)スリリングな対話が開幕。
岡潔×小林秀雄『人間の建設』の現代版がここに誕生!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第1章 カオスと複雑系の時代で
第2章 「情報」の起源
第3章 編集という方法
第4章 生命の物語を科学する
第5章 脳と情報
第6章 言語の秘密/科学の謎
第7章 「見えないもの」の数学
第8章 「逸れていくもの」への関心
第9章 意識は数式で書けるのか
第10章 集合知と共生の条件
第11章 神とデーモンと変分原理
ーーーー

「本書は二人がデーモンとゴーストのお出ましを愉しみながら、みなさんもっと斬り込んでみたらどうですかと問うてみた問答集である」(松岡)

「本書はそれぞれの専門性を常に際においてきた二人が紡ぐ際をめぐっての対話でもある」(津田)

目次

第1章 カオスと複雑系の時代で
第2章 「情報」の起源
第3章 編集という方法
第4章 生命の物語を科学する
第5章 脳と情報
第6章 言語の秘密/科学の謎
第7章 「見えないもの」の数学
第8章 「逸れていくもの」への関心
第9章 意識は数式で書けるのか
第10章 集合知と共生の条件
第11章 神とデーモンと変分原理


【本の話🎙ポッドキャスト】

【話題作🎧試し聴き】『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(著・松岡 正剛, 津田 一郎/朗読・日暮 哲也)

ヒトの意識と自己の行方は――。話者のひとりはカオス理論の確立者であり、複雑系科学の第一人者の数学者、物理学者の津田一郎。またもうひとりは、「編集工学」を掲げ、情報を生む世界観を追究してきた博覧強記の松岡正剛。『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』がオーディオブックになりました。

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担当編集者より

生命はなぜ情報を複製したのか?
ヒトはなぜ自己と意識を持つのか?
言語はなぜかくも分岐したのか?
科学と物語はなぜ両立するのか?

人類がまだ答えを持たない最高の難問に真正面から挑んだスゴイ対話です。知性と知性のぶつかり合い、文系センスと理系志向の爆発をお楽しみください。

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